アズレージョな毎日

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【リスボン】8か月ぶりにヘアカット&カラー(ビフォー・アフター写真あり)

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ボン・ディーア!

 

アフリカから砂埃やらPM10やらがポルトガルへ流れてきて、エア・クオリティーが最悪だった後の雨の日、約8か月ぶりに美容院へ行きました。

 

ここのところ、生気がなくなっているのを自覚しており、お洒落をして気分をあげたかったのと、4月5日からいよいよテラス席での飲食が再会、すでに何人かの友人と「会おうぜぃ!」という話になっており、身だしなみを整えておかなければ・・・となったわけです。

 

 

 美容院は1月15日〜3月14日まで休業でした

 

ポルトガルでは、2021年1月、世界最悪規模で感染が大爆発してしまい、1月15日から約2か月間規制が強化されていました。美容院は完全休業。現在は、段階的緩和が始まっており、3月15日からの第1段階で、美容院や理髪店などは再開しています。

 

2021年3月からの段階的緩和の詳細はこちら(↓)

www.myeverydayportugal.com

 

毎月、散髪する夫は、髪の毛が耳や襟足にかかるのが気持ちわるいと、再開後早々いつもの理髪店へ。通常は予約を取らないのに、3日間”予約”でいっぱいだからと4日目の指定された時間まで待たなければなりませんでした。

 

一方、私は、ほとんど家にいるし、ロングヘアが多少伸びようと特に困ったことはなく。しかし、自覚できるくらい白髪が増えておりました・・・。

 

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ビフォー写真①:夫が「めっちゃ、白髪あるじゃん」と撮ってくれた写真 😭

 

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ビフォー写真②:雨?と思ったら、頭と肩に鳥のフンが!!!いつもはこんなボサボサで出歩いてます 😅

 

 

昨年の美容師さんへ連絡

 

さて、どの美容院にしようか考えた時、昨年8月にカットとカラーをしてもらった美容師さんが私に合っていたので、WhatsAppで直接連絡。すでに違うサロンへ移っており、家からは少し遠いのですが、夫の友人おすすめの日本食屋さんも近いし、行ってみることにしました。

 

WhatsApp上に、昨年の私の写真が残っており、「カットと根元のカラーだと45ユーロよ」とのこと。ちなみに昨年は、カット、カラー(全体)、トリートメントで75ユーロでした。

 

男性の散髪は4〜5ユーロという看板も見かけます。夫のところは8ユーロで、ポルトガル人の客は少ないそう。近くのちょっとお洒落なお店は14ユーロでした。

 

美容院もローカル感の強いところほど、低価格だとは思いますが、「安い店に行ったら、頭がかゆくて大変だった」という話を聞いたので、前回は近所を歩いて回りきれいめのサロンを選びました。

 

前回の美容院の話(↓)

www.myeverydayportugal.com

 

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前回は、赤めのカラーをしてこんな仕上がりでした

 

 

10時入店、15時半終了!?

 

雨の中、30分近くかけてサロンに到着。ゆったりと清潔感があり、いい感じです。受付で美容師さんの名前を言うと「ソファに座ってて。コーヒーか水はいかが?」と訊いてくれました。その他、スナックやワインなども頼めば出てきます。お水をいただいて待っていると、担当の美容師さんが登場。相変わらず素敵でした。

 

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サロンはこんな感じ。男性1人を含めて、5〜6人のスタッフがいました

 

さて、問題のオーダー。カット(Cortar)とカラー(Pintar)はわかるのですが、細かいことが説明できない・・・。今となって、英語が通じない美容師さんとサロンを選んだ私って勇気がある!と自画自賛しています。

 

それでもしどろもどろに、やっつけで覚えたポルトガル語で「10センチくらい痛んだ毛先をカットして、カラーは赤系で、根元の白髪を染めて、全体にも”シャー”っと色を入れたい」と説明。「”シャー”というのは、ハイライト(mechas/madeixas)ね?」と訊かれ、あまりよくわかってないのにうなづく私・・・。

 

結果、助言された根元のカラーだけでもいい感じでした。しかし、余計なことを言ったばかりになんと5時間以上かかりました。工程はざっとこんな感じです(↓)

 

10時15分 根元の白髪染め

12時15分 白髪染め完了→シャンプー→ドライヤー

12時50分 ハイライトのブリーチ→カラー

14時30分 カット

14時50分 ブロー

15時00分 巻き髪

15時15分 写真撮影

15時25分 会計

 

ハイライトのブリーチに取り掛かる時点で、「あとどのくらいかかる?」と訊ねたら、「2時間くらい」と宣告され、気絶しそうに・・・。「何か用事ある?大丈夫?」と確認してくれたにもかかわらず、「他のお客さんの予約は入ってないの?」と外的要因に救いを求める日本人。幸か不幸か「次の予約まで時間あるから大丈夫よ、安心して」って💦

 

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白髪染めが終わりブローした時点で結構満足。「ここでもういいです」と言おうか迷ったけど、すでにハイライトの準備が始まっていたので、最後まで身を任せることに・・・ツインテールの少女みたいでうれしかったで写真撮影

 

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少女からヤマンバに。そして空腹の絶頂。朝ごはんもっと食べればよかった・・・

 

 

さて、仕上がりは・・・

 

そこから空腹に耐えること2時間半、ハイライト&カラーが終わると、他のスタッフもやってきて「リンダ、リンダ!」と絶賛。「“リンダ”って誰やねん!?」ってイギリス人がYouTubeで突っ込んでましたが、ポルトガル語でキレイ(男性形lindo/女性形linda)って意味です!(結構このネタ好き)。

 

ここ10年以上、年に1、2回しか美容院にいかないので、知識がないんですよね。あまり興味もない・・・。数年前、ハイライト(ローライト?)してもらった時も、えらい大変だったことをやっと思い出しました。

 

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結構イケイケな色です。巻いてもらったらマダム

 

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その後、お決まりの撮影会。ポーズもつけられて、「E mais, e mais(もう1枚、もう1枚)」と、いろんな角度から何枚もとってくれました 😅

 

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加工した写真:本当はこのくらい赤くしたいけど、赤が出にくい髪質みたいです 😭

 

 

気になるお会計は・・・

 

5時間滞在している時点で、料金も相当行くだろうなと覚悟はしていました。ロングだし、カラー剤も何度も継ぎ足しに行ってたし、まぁ、予想範囲内の金額でしょうか・・・。

 

前回より美容師さんとお話しできたのがうれしかったです。ちょっとはポルトガル語上達したのかな・・・。もっとペラペラおしゃべりできたら、5時間も苦痛じゃないんだろうな・・・と、楽しそうな他のお客さんをみて思いました。

 

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カット20€、白髪染め(根元)25€、ハイライト120€=合計165ユーロ。きゃー!!!

 

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入り口に料金表がありました。事前に確認しない無謀な私・・・。夫が「いつか金髪にしてみたら?」と冗談言っているけど、父が60代で金髪だった過去があるので娘もやるかもしれません。その場合は160ユーロ💦

 

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明るすぎる色かなと思いつつ、気分も明るくなったので、よしとします!次は春らしい洋服がほしいな・・・