【ポルトガル移住】初期費用はいくらかかるの?
こんにちは!
あれほど熱望していた「ポルトガル移住」・・・今、こうしてリスボンに居られることが本当にしあわせです。
一方で、長期滞在許可の取得など、乗り越えなければならないハードルがまだあるので、今後も気を引き締めていこうと思っています。
今回は、これまでかかった初期費用をまとめてみます。
この記事は、2019年11月、他のブログに投稿したものを加筆・修正したものです。
ビザ取得関連
2019年2月、ポルトガル移住のためにまず取り掛かったのが夫のビザ取得。リサーチを重ねた結果、個人での手続きも不可能ではありませんが、時間の短縮と確実性を重視し、在ポルトガルの移民サービス会社を利用することにしました。
移民サービスについてはこちら(↓)
依頼したのは二つの基本サービス。NIF (Número de Identificação Fiscal) = 納税者番号の取得とビザ申請です(ともに夫分のみ)。
NIF取得に必要だったのは、
- パスポートのコピー
- 住所がわかるもの(アメリカでの公共料金の請求書を提出)
- 弁護士宛の委任状にサインしたもの
これらをEメールで提出すると、2〜3日でNIF番号が送られてきました。残高証明が必要と書いてあるサイトもありますが、夫のケースでは必要ありませんでした。
さらに、ビザ申請の準備と取得までの手続きも依頼。ビザ取得に必要なものは、申請書、収入証明、銀行口座、健康保険など。
ちなみに、銀行口座開設と健康保険の加入も、銀行の人とEメールのやりとりで完了しました。
ビザ申請サービス費用は、最初に半分、取得してから残りを請求されました。
- ビザ取得までの費用(移民サービス&各種書類代など):約1,100ユーロ(日本円で約13万円)
- 健康保険料(歯科保健込み)1年分:約820ユーロ(約10万円)
- 銀行口座の利用料:月2ユーロ弱
合計 1,932ユーロ(日本円で約23万5,000円)
渡航費&生活費
私たちは、マイルを使ってフライトを予約したので、渡航自体にかかった費用は税金11ドル*のみでした。
リスボンに来てから最初1週間の生活費(二人分)の内訳は以下になります。
交通費は、空港からエアビーまでのタクシー代20ユーロ、残りのほとんどはメトロカード代です。
食費は、朝晩は自炊。ランチは外食が多かったです。
その他は、携帯のSIMが20ユーロ弱で、残りは夫の仕事に必要なモニターなど。
- 宿泊費(Airbnb):約453ドル(1泊65ドル)*
- 食費・外食費:約167ユーロ(1日20ユーロ)
- 交通費:62ユーロ
- その他:284ユーロ
合計 1,016ユーロ(日本円で約12万2,000円)*アメリカで手配したためドル決済
アパートの初回支払い
一番大きな出費がアパートの契約費用でした。通常、契約時に家賃の4か月分をまとめて払うようです。
保証人のいない私たちは、5か月分を要求されました。内訳は、最初の2か月分と退去を申し出てから最後の2か月分を先払い、さらにセキュリティーディポジット1か月分になります。ディポジットは、退去時に修理・修繕の必要がなければ全額返金されます。
捨て金ではないにしろ、一度に数千ユーロの出費は大きいです。
滞在許可申請関連
リスボンに来てからも、引き続き移民サービスのお世話になっています。
追加で依頼したのが、私のNIF取得(350ユーロ)と、夫の滞在許可申請(250ユーロ)。滞在許可が下りたら、さらに250ユーロ支払うことになっています。
それが済んだら、今度は私の滞在許可申請(250ユーロ x 2)。
さらに私の健康保険料は、多少の割引が適応されますが、月65ユーロ程度、年間800ユーロ程度になります。
家賃や食費、健康保険料などはカリフォルニアにくらべてかなり安いものの、ステイタスが安定するまでは、臨時の出費があれこれ続きそうです。
トータルで・・・
移民サービスの有無、家賃がいくらかで大きく異なりますが、初期費用としては100〜200万円ほどはあった方が良さそうです。
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