【ポルトガル】Covid-19のワクチンは打つべき?
ボン・ディーア!
5月中旬のリスボン拠点のプロサッカーチーム「Sporting」の19年ぶりの優勝に始まり、5月末のUEFAチャンピオンズリーグ決勝がポルト開催など、路上でのお祭り騒ぎが度々起こり、少しずつ感染の数値が悪化しているポルトガルです。
一方で、それを阻止すべくワクチン接種もどんどん進んでいるようで、6月4日から45歳以上なら誰でも予約登録できるようになりました。健康な40代の私たちは、きっと8月、9月まで順番が回ってこないだろうと予想していたのでびっくりです。
ポルトガルのワクチン状況
2021年6月6日現在、ポルトガルのワクチン接種状況は、ざっくり言うと、少なくても1回接種した人が40%、完了した人が20%となっています(↓)
累計回数で言うと、これまで600万回以上。ポルトガルすごいがんばってる印象です。
年齢、地域別の割合はこちら(↓)
80歳以上はかなり高い割合で接種完了、65歳以上も90%以上が最低1回は接種しているようです。
ワクチンは打つべき?
ポルトガル人の間でも、いろんな考え方があるようです。30〜50代の何人かに話を聞いたところ、「接種するつもり(または、すでにした)」と答えた人がほとんど。理由は、「安心したい」、「旅行したい」、「集団免疫を得て収束させたい」など・・・。中には、夫はワクチンは接種しないが、妻は接種したという夫婦もいます。
私は元々は接種するつもりはありませんでした。インフルエンザのワクチンも毎年接種しないし、薬や注射が嫌いだからです。
しかし、コロナ禍が長引き、感染はもちろん、経済的困難に苦しむ人たちが大勢いることを考えると、早く終息させたいと強く願うようになりました。さらに、夫に「接種してほしい」と頼まれてしまいました。「ポルトガルのために貢献しよう」と。
ワクチン接種に関しては、個人がそれぞれ判断すればいいと思います。私は、最終的に接種することを選択し、予約登録しました。
ちなみに、ポルトガルでは、国籍や滞在許可の有無関係なく、対象年齢に達していれば、誰にでもワクチンを提供しています。
予約登録→SMSで確認→接種
6月6日現在、45歳以上が対象ですが、数日中に40歳以上、6月中には30歳以上も予約登録できるようになる予定です。
予約から接種までは4段階です。
- 専用のサイトで、希望の接種日や会場などの情報を登録する
- 携帯電話に予約できる日時、会場についてのショートメッセージ(SMS)が届く
- そのメッセージに予約確認のため返信する
- 予約した日時に指定の会場へ行き接種する
予約登録サイト
ホームページはポルトガル語のみですが、実際の登録ページに進むと英語も選べるようになっています。
(↑)ここまでをアップしたばかりですが、今朝起きたら、SMSが届いていたので、予約を確定しました。
SMSでの予約確定
メッセージの内容は、「〇〇さん、2021年6月某日、何時何分、〇〇会場にてワクチン接種できます。以下のフォーマットで本日中に、受けるか(SIM)、受けないか(NÃO)の返答ください。「SNS.111111111.SIM(SNS=保険者番号)」
希望日だったので、保険者番号+SIM(はい)を返信すると、すぐに登録完了した旨と会場の住所が送られてきました。
ちなみに、同じタイミングで予約登録した夫もまったく同じ日時で予約確定できました。
無事、ワクチン接種できた際は、また記事にしたいと思います。