【ポルトガル】新型コロナウイルス関連デジタル証明をダウンロード〜Certificado Digital COVID
ボア・タルドゥ!
2回目のワクチン接種から2週間が過ぎました。ウイルスに対する抗体がマックスになったことになります。手のひらを返したように「これで安心だ〜」とはなりませんが、感染対策を続けながらポルトガルの夏をできるかぎり楽しみたいと思います。
ポルトガルのワクチン状況(7月27日現在)
少なくても1回目のワクチン接種を終えたのが人口の67%強、2回目まで完了したのが51%強です。ポルトガルは、集団免疫(a imunidade de grupo)獲得のための目安として人口の70%のワクチン接種完了を掲げているので、達成までまだ19%近くあることになります(参照)。
1日のワクチン接種数は7月12日をピークにかなり減少傾向。他の欧米諸国ほど、ワクチン反対派は多くない印象ですが、夏休みに入りワクチン接種よりビーチ優先になってるのかもしれません。
いわゆるワクチンパスポート!?
ポルトガルでは、このほど感染拡大リスクの高い地域での宿泊や店内での食事(金曜の午後7時から日曜)の際、ワクチン接種済みまたは陰性証明の提示が義務付けられました。それに先駆け、新型コロナウイルス関連デジタル証明(certificado digital COVID)も導入されました。
フランスではこのいわゆるワクチンパスポート反対のデモが起きていましたね。ポルトガルでも、レストランやホテル業界から「自分たちは警察ではない」、「客を区別したくない」との反発があるようです。
ワクチン接種または陰性証明が必要なケースについて(↓)
テラス席での飲食、店内での支払い、トイレの使用にはワクチンまたは陰性証明は必要ないようです。店頭で簡易テストを販売または無料提供するレストランもある一方で、店の裁量によるところが大きく、どれだけきちんと確認されているかは定かではありません。
デジタル証明をダウンロードしてみました
いよいよ本題です。早速、下記の専用サイトからデジタル証明を入手してみました(↓)
手順は以下のとおりです。
1.証明の種類を選択・記入する
2.承認して送信する
3.SMSに届いたパスコードを入力する
4.デジタル証明ダウンロードへ
デジタル証明は、ポルトガル語と英語が併記されており、氏名、生年月日、ワクチンの種類、ワクチン接種完了日に加え、ワクチン証明としてQRコードが含まれています。
デジタル証明、いわゆるワクチンパスポートに関しては賛否両論ありますが、私個人としては、ポルトガル政府のパンデミック対策を基本支持しています。
今後、週末の外食や旅行で必要になることもあるかもしれませんので、使う機会があったらまた記事にしたいと思います。
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