【ポルトガル】はじめてのコロナ検査
ボン・ディーア!
ポルトガルでのワクチン接種人口は全体の85%に達し、10月よりさまざまな制限が解除されました。街に人が増え、メトロやバスは満員、レストランの人数制限もなくなり、かなり“ノーマル”が戻ってきました。
それでも、リスボンの私が暮らすエリアでは、着用義務がない屋外でも半数くらいはマスクを着けている印象です。規制緩和により徐々に感染率が上がってきてるようで、これからは上手くウイルスと共存することが課題なのでしょうね・・・。
参考記事(↓)
*冒頭の写真はイメージです。
はじめてのコロナ抗原検査
パンデミックが始まって以来、特に疑わしい症状が出ることもなく、2回のワクチン接種を完了。最近の旅行もポルトガル国内のみだったので、これまでコロナ検査を受ける必要がありませんでした。
しかし、今日、はじめて検査を受けました(理由は別記事に書きます)。結果は陰性。予想通りではありますが、太鼓判を押されて、ほっと一安心です。
ちなみに私が受けたのは、PCR検査ではなく、抗原検査(o teste rápido de antigénio)だったようです。実施場所や費用の詳細は以下になります。
近所の薬局で予約
念のため、検査が必要な数日前に、予約をしようと薬局へ出向きました。歩いて5分圏内に3〜4軒あるので、片っ端から聞いてみることに。1番近いところは混んでいたのでパス。2軒目は、「うちは検査を実施してない」とのこと。
そして3軒目、「コロナ検査をしたいです」と言うと「週末は実施していない」という返事(その日は土曜日)。「検査をしたいのは来週の火曜日です」というと、予約表を出してきてくれました。1日中ほぼぎっしり予約が入っていました。午前と午後に1枠ずつ空いていたので、名前と電話番号を伝えて午前の枠を押さえました。
検査の実施当日
予約時間に合わせてに薬局へ行き、「コロナ検査にきました」と伝えると「今日はできない」との答え。「予約してあります」と言い直すと、予約表を確認してくれ、無事次のステップへ。
身分証明、保険証、年金カードが1枚にまとまった『市民カード(Cartão de Cidadão)』を求められましたが、私は『居住者カード(Título de Residência)』と『保険番号(Número de Utente)』を別々に提示しました。
少し待って、奥の部屋へ通され、防護服を着た薬剤師さんが検査をしてくれました。検査方法は、例の長い綿棒を鼻の奥に入れ検体を抽出するものです。
はじめてでかなり怯えていたのですが、「不快だけど痛くはないので大丈夫ですよ」との言葉通り、想像よりは痛くありませんでした。
検査結果の受け取り方法
結果は30分以内にプリントアウトまたはEメールでもらえるとのこと。また言語も英語とポルトガル語のオプションがありました。私は念のため、両方の言語での検査結果をメールでお願いしました。
家に帰って間もなく結果が送られてきました。おそらく検査終了から15分程度だったと思います。
検査費用について
今回の検査費用は無料。この抗原検査は、ポルトガルの薬局協会とリスボンを含むいくつかの行政がパートナーシップを組んで提供しています。基本、その地域に住んでいる人が対象で15日毎の検査が可能。
制限解除後の感染状況をモニターし、感染拡大を抑制する目的のため、検査結果は、国民保健サービス(Serviço Nacional de Saúde)のシステムに自動的に登録されるようです。
一方、PCR検査は、特設会場で受けられ70〜100ユーロとのこと。