【ポルトガル】ワクチン1回目接種しました!副反応は?
ボア・タルドゥ!
約10日前、ポルトガルでの新型コロナウイルス・ワクチン接種について書きました(↓)
そしてあっという間に当日になり、無事、1回目の接種を完了しましたので、詳細をレポートしたいと思います。
ポルトガルのワクチン状況(6月14日現在)
行動制限も大部分で解除され、リスボンの街には活気が戻っています。さまざまなイベントが開催されるようになり、徐々に新規感染者数が増。ほとんどがリスボン周辺に集中していることもあり、営業時間短縮などの規制はまだ解除されておらず、他のエリア同様に次の段階に進めず・・・数日間で減少傾向に転じない場合は、規制を一部再強化するなんて話も出始めています。
同時に5月上旬から、1日8万回前後のワクチン接種が順調に行われています。現在は40歳以上が予約登録対象。今月下旬には30歳以上が対象となりますが、前倒しされる可能性も大です。
2021年6月14日現在、ポルトガルのワクチン接種状況は、少なくても1回接種した人が45%強、完了した人が24%弱。集団免疫獲得ラインの70%を目標としています(↓)
5月上旬以降は1日8万回前後と早いペースで摂取が進んでいます(↓)
ポルトガルのワクチン状況(↓)
ファイザー製のワクチンでした
さて、私自身の接種の話に移ります。
少し前にワクチン接種をした友人から受付までに1時間待ったと聞いていたので、予約時間通りに接種はできないだろうと覚悟していました。
会場までは歩いて15分ほど。予約時間の約30分前に到着。入り口で名前を確認され、会場内へ。十分な距離を保った椅子(縦10、横10列くらい)が整然と並べられており、到着順に座ります。縦の列ごとに管理しているようでした。
25分くらい待ってから、前に座っていた夫と一緒に問診ブースへ案内されました。身分証明証の提示を求められ、私たちは居住者カード(Titulo de Residencia)を出しました。
この日、この会場で提供しているのは、ファイザー製のワクチン。二回目は約1か月後で、最終確認のショートメッセージが来る旨の説明があり、情報を書き込んだカードをもらいました。
その後、ひとりずつ「すでに新型コロナウイルスに感染したか」、「体調に問題はないか」、「現在、薬を服用しているか」などを確認。私は夫の問診を横に立って見ていました。
一足先に夫が接種エリアへ。私の番となり「これまで薬にアレルギー反応が出たことはありますか」との質問に「抗生物質にアレルギーがあります」と答えると、念のために医師と話してください、ということに。
医師が呼ばれ、「抗生物質の名前はわかりますか」→「わかりません」、「どんなアレルギー反応ですか」→「皮膚に湿疹が出ました」、「呼吸困難など、他の反応があったことは」→「ありません」。結果「接種して大丈夫です」となりました。
ストレスなく接種完了
すぐ横の壁で区切られた接種ブースの前の椅子で待っていると、すぐに中に案内され、再度同じ質問をされました。「アレルギーがある」と言うと、「呼吸困難になったことは?」と確認され、「ない」と答えると「では打ちます。左腕を出してください」となりました。
細い注射器なので「チクリ」とする程度。接種時間を書いたシールを胸に貼られて終了。あっという間でした。
そして会場後部に並んだ椅子に案内され、そこには紙袋に入ったりんご、ミネラルウォーター、クラッカーが置かれていました。
身体になんの違和感もなく、約30分が過ぎ、係員が回ってきて「大丈夫ですか。じゃあ、帰っていいですよ」となり、外で待っていた夫と合流しました。
気になる副反応は?
緊張と興奮状態だったからか、接種直後は何の変化も感じず、会場近くにある店で、友人おすすめのピリピリチキンを買って帰りました。
帰宅後はビールで乾杯。チキンをモリモリ食べ、ソファでリラックス。夫も特に副反応はない様子・・・。接種から8時間経った今も大丈夫です。今夜が山かな・・・なんて思ってます。
発熱があるかもと少し不安なまま就寝するも、身体の変化は翌朝になっても腕の痛みが少しだけでした。 すでに接種から24時間以上経ったので、これ以上、ひどい副反応が出るとは考えづらいですが、しばらく注視していきたいと思います。
その後、腕の痛みも翌日にはなくなりました。