【リスボン】首都圏交通網定期券がどれだけ価値があるのか検証してみた〜Navigante Metropolitano
ボン・ディーア!
2021年前半は感染拡大&厳しい規制により、家にこもり散歩に明け暮れる生活でしたが、5月からは積極的に行動範囲を広げようと、リスボン首都圏内での公共交通機関全般に使える定期券を購入しました。
これまでは、「Zapping」という残高がなくなったら課金する「Suica」のようなカードを利用していましたが、定期券はどれだけ乗車しようと一律料金なので、お得にも無駄にもなり得ます。
ということで、5月に購入した定期券を十分使いこなしたかを検証してみます。
定期券を購入するには『Lisboa Viva』が必要(↓)
*この記事を書いた矢先、「週末のリスボン首都圏封鎖(明日、金曜日午後3時から月曜の午前6時まで内外からの出入り禁止)」のニュースが飛び込んできました。ここのところ、首都圏での新規感染者数が激増していたので妥当な措置だと思います。しかし、首都圏内での移動は可能とのこと。現在、脅威をふるっているデルタ型を他の地域に広げないことが目的だそうです。
参考記事(↓)
リスボンの定期券は基本的に2種類
一般成人が利用できるリスボンの月極の定期券は主に2種類。リスボン市内だけ使える「Navigante Municipal(30€)」と、リスボン首都圏というより広範囲で使える「Navigante Metropolitano(40€)」。ともに1日から月末まで有効です。
「Metropolitano」は10ユーロ高いですが、カシュカイシュやシントラはもちろん、セトゥーバルやエリセイラも範囲内ということなので、思い切って購入してみました。
ちなみにその都度チケットを購入した場合の価格は以下の通り。
メトロ(Metro):1.50€
トラム(Elétrico):3€
バス(Autocarro):2€
リフト(Bica, Glória e Lavra *往復):3.80€
サンタジュスタのエレベーター(Elevador de Santa Justa *往復):5.30€
国鉄(CP):シントラ(カード代込み、往復)5€、カシュカイシュ(カード代込み、往復)5€
フェリー(TTSL to Casilhas):1.30€
長距離バス:エリセイラ(往復)12.70€、セジンブラ(往復)9€
5月に利用した交通機関
5月はかなり交通機関を利用しました。しかも、乗り放題の定期券があると、普段利用しない路線にも乗ってみようという気になり、行動範囲が広がりました。
1日:メトロ往復(3€)
3日:Oriente(Aveiroへ)までメトロ片道(1.50€)
5日:Oriente(Aveiroからの帰り)からメトロ片道(1.50€)
7日:メトロ往復 x 2(6€)
8日:メトロ片道(1.50€)、トラム24番線(3€)、バス2本(4€)
9日:トラム15番線(3€)、メトロ(1.50€)
11日:バス往復(4€)
13日:シントラ方面へ メトロ往復(3€)、電車往復(3.90€)
15日:友人宅まで バス往復(4€)
16日:ベレンへ メトロ往復(3€)、トラム往復(3€)
18日:アルマダへ メトロ往復(3€)、フェリー往復(2.60€)
20日:シントラへ メトロ往復(3€)、電車往復(4.50€)
21日:メトロ往復(3€)
22日:バス(2€)
24日:バス(2€)
27日:メトロ(1.50€)、バス(2€)
28日:メトロ往復(3€)
29日:シントラ方面へ メトロ往復(3€)、電車往復(3.30€)
都度チケットを購入したい場合の料金
メトロ:1.50€ x 27 = 40.50€(zapping 1.34 x 27 = 36.18€)
バス:2€ x 8 = 16€(zapping 1.34 x 8 = 10.72€)
トラム:3€ x 3 = 9€(zapping 1.34 x 3 = 4.02€)
フェリー:1.30€ x 2 = 2.60€
電車(CP):11.70€
合計:79.80€(zapping 65.22€)
結果、リスボン市内の移動については、かなりお得でした!
首都圏についても少しお得でした!