【リスボン】地下鉄「Arroios」駅が4年ぶりに再開
ボア・タルドゥ!
最近、ブログをまったく更新できておりませんでしたが、それには深いワケがあります。私、この度引っ越しいたしました。
当然のように賃貸契約を更新する気満々だったのですが、8月初旬、大家さんがやってきて「家庭の事情でまたここに住みたいと思ってるの。なので11月の更新はできません。子供の夏休みが終わる前に引っ越したいから、できるだけ早く出ていってくれると助かるわ」と突然の通告・・・。
以来、家探し→交渉→契約→引っ越し→旧アパートの掃除→鍵の返却などなど、忙しくしておりました。そちらについてはまたの機会に書きたいと思います。
今日は待ちに待った「Arroios」再オープンの話です。
「Arroios」とは・・・
リスボンの地下鉄(Metro)には4つの路線があり、赤(Linha Vermelha)、青(Linha Azul)、黄色(Linha Amarela)、緑(Linha Verde)と色の名前がついています。
今日紹介する「Arroios」は、教区のひとつであり、また地下鉄の駅名でもあります。カタカナ表記では、アホイオシュ、または、アロイオシュがしっくりきます。
実はこの駅、私たちが2年近く住んだ旧アパート&新居の最寄駅なのですが、過去4年間改装中のため閉鎖されていました。今年末の再開予定でしたが、ここ数か月の間に工事がどんどん進み、前倒して本日9月14日再オープンとなったのです!
これはめでたい!と、地下鉄に乗る予定もないのに駅を見に行きました。
緑ラインが環状線に⁉︎
リスボン市内はバスや路面電車、タクシーがガンガン走っていますが、時間を気にするならやはりメトロが一番。「Arroios」駅がある緑ライン(Linha Verde)は、「Cais do Sodré」から「Telheiras」まで、リスボン市内を縦断するように走っています。
2024年完成を目標に、この緑と黄色ラインを合わせ、さらに駅を増設し、環状線にする計画が発表されました。さらに、赤ラインは「Campo de Ourique」や「Alcântara」方面に延びるらしいです。
今でも「Arroios」周辺はとても便利ですが、環状線の駅となればさらに利便性が上がることでしょう。
参考資料(↓)
https://lisboasecreta.co/razoes-para-sair-estacao-arroios/
再開初日の駅の様子
以下の写真は、4年の月日を経て再開した駅の様子です。午前7時45分オープンで、私たちが到着したのは午後3時過ぎだったので、特に何のイベントもなく普通に稼働していました。
2年近く待ち望んでいた駅です。感慨深いものがありました。それに新居から他のメトロ駅までは10分以上離れているので、「Arroios」が使えれば格段に便利です。
私以外にも写真を撮っている人がいて、みんなうれしいんだな・・・と思いました。