【リスボン】アメリカ文化を懐かしむ〜Hard Rock Cafe Lisbon
ボア・タルドゥ!
ポルトガルでのワクチン接種は、1回接種済みが人口の85%近く、完了したのが73%以上と、順調に進んでいることもあり、ほとんどの規制が緩和され、マスク着用義務がある以外は、街は通常運転しているように見えます。
新規感染者数が劇的に減少しているわけではありませんが、感染爆発や医療崩壊を防ぎながら活動していかなければいけないのでしょう。
さて、久しぶりのレストランレビューです。
ハリウッドの世界観そのまま
先日、リスボンにある『Hard Rock Cafe』でランチをしました。私の中で『Hard Rock Cafe』=「ハリウッド」のキラキラしたイメージです。
一歩店内に入るとそこはアメリカでした。入り口付近にはTシャツや小物類を販売するショップ、その奥にバーエリア、天井にはアメリカンカーが吊るされ、壁には大きなモニターと音楽界レジェントたちの衣装などが飾られています。
ブース席をお願いすると、2階に案内してくれました。
やっぱ、ビールとバーガーだよね!
テーブルに着いても、その懐かしい「ザ・アメリカ」という雰囲気に大興奮。夫もめずらしく店内の写真を撮っていました。
MTVの映像がモニターに映し出され、音量大きめで音楽も流れています。ポルトガルのレストランで普段行くレストランはBGMなしがほとんど。これまた懐かしい90年代、2000年代初めの音楽が流れ、青春時代にタイムスリップしました。
ちょっと恋しかったアメリカ料理なので、夫はビールとハンバーガー、私はブラジルのビールとステーキサラダにしました。とてもおいしかったです。
念願のNYチーズケーキにショック
ずっと食べたかったニューヨーク・チーズケーキもいただきました。しっとり、ずっしり、リッチな味わいで、「そうこれこれ!」って、大満足でした。味はね・・・。
実はその値段(9.25€)にショックを受けたのです。だって、ポルトガルでは、2~4ユーロくらいデザートの相場。高めでも6~7ユーロくらい。もちろん、2年前まではアメリカの物価が当たり前だったのに、こういう気さくなチーズケーキが10ユーロ近くするとは驚きでした。
それに気づいたからではないと思うけど、店員さんが「こちらに登録してくれたら、デザート無料ですよ」って。アメリカではこういうの避けてたけど、まんまと登録してチーズケーキを無料にしてもらいました💦
逆カルチャーショックはあれど・・・
他にもポルトガルとアメリカの文化の違いがありました。
ここはアメリカと錯覚するほどの「Eatá tudo bem?」攻撃。ブース席で店員さんが頻繁に横を通りすぎるからもありますが、「大丈夫ですか?」、「楽しんでますか?」、「他に何か?」の声かけが多い!急かされてるみたいで、個人的には放置してくれる方が心地いいんですよね~。「会計お持ちしますか」とも聞かれたし・・・。
さらに、カードの支払いで使う機器になぜかチップを加える機能があり(他の店では見たことない)、店員さんも「あ、ここにチップの金額入力してください」って言ってました・・・。アメリカでは15~20%のチップを当たり前に払っていたけれど、今となっては逆カルチャーショック。もちろん、本当に良いサービスだったり、サポートしたいお店や人にはポルトガルでも払うけど、圧があるとなんかな・・・って思ってしまいます。
でも、お料理はとてもおいしかったし、懐かしい音楽やMVも楽しめたし、一瞬でアメリカに「どこでもドア」したと思えば・・・大満足です。
Hard Rock Cafe Lisbon
総合評価 :☆☆☆☆
サービス:英語OK、英語メニューあり
雰囲気:ゴージャス
価格:€€(一人20〜30ユーロ程度)
リスボンのアメリカ料理(↓)