【ポルトガル】2021月7月のワイン4本+1本をレビュー〜vinhus.pt
ボア・タルドゥ!
涼しい日が続き、「もうリスボンの夏は終わったの?」とさみしく思っていた矢先、数日前から最高気温30度以上になりました。
やっぱり暑いとマスクを着けて外出するのがつらい・・・。街にもヨーロッパ諸国からの観光客が増えている模様・・・。感染対策のスタンダードの違いに戸惑うこともあります。
さて、7月のワインレビューです。
これまでのワイン関連の記事(↓)
2021月7月に届いたワイン4本
先月から『Vinhus.pt』というサイトの『Amante de Brancos(白ワイン愛好家)』(17.95€/月)というサブスクリプションに切り替えました。さらに自分で選ぶのにも限界を感じ、赤1本の『Tinto Premium』(7.99€/月)を追加しました。
今回の銘柄と説明書き(↓)
さらに、グルメ食品街のある『El Corte Inglés』のワインエキスパートおすすめのスペイン産ワインも紹介します。
Carlostas Lisboa Branco 2020
ブドウの種類:Fernão Pires, Seara Nova
生産地:Lisboa
指標価格:4.50€
味の特徴:ややドライ、ミディアム・ボディ、ちょうど良い酸味
相性の良い料理:豚料理、魚介料理、ハム類、パスタ料理
Vivino評価:なし
酸味やミネラル感がパッションフルーツやパイナップルなどを想像させるトロピカルでユニークな雰囲気です。説明書によると、魚介や寿司にも合うし、シンプルにそのまま飲んでも良いとのこと。
個人的評価:☆☆☆+
Pequenos Rebentos Alvarinho Trajadura Vinho Verde Branco 2020
ブドウの種類:Alvarinho, Trajadura
生産地:Vinho Verde
指標価格:5.75€
味の特徴:ややライト、ドライ、バランスの良い酸味
相性の良い料理:前菜、魚介料理、ベジタリアン
Vivino評価:3.9
アルヴァリーニョ70%、トラジャドゥーラ30%でブレンド。トラジャドゥーラという品種に聞き覚えがありませんでしたが、これまで飲んだワインを見返すと、いくつかに入っており、ヴィーニョヴェルデに使われる典型的な品種とのこと。
アルコール度数も低めの微発泡で、さわやかで飲みやすかったです。
個人的評価:☆☆☆☆
D. Graça Viocinho Reserva Douro Branco 2019
ブドウの種類:Viosinho
生産地: Douro
指標価格:9.50€
味の特徴:ミディアム・ボディ、ドライ、バランスの良い酸味
相性の良い料理:魚介料理、前菜、ハム類
Vivino評価:4.1
「Viosinho」の単一ワインははじめて。しっかりめの飲み応えのある白ワインでした。
個人的評価:☆☆☆☆
D. Graça Reserva Douro Tinto 2017
ブドウの種類:Touriga Nacional, Touriga Franca, Tinta Roriz, Tinta Barroca
生産地:Douro
指標価格:8.50€
味の特徴:フル・ボディ、ややドライ、バランスの良い渋みと酸味
相性の良い料理:牛肉料理、ラム料理、ジビエ、パスタ
Vivino評価:3.8
コルクを抜いてすぐは、刺さるような酸味と香りが苦手でした。季節柄なのか、アルコール14度と高めだからでしょうか、一口目は角のある渋みで飲みづらかった・・・。デキャンタするのがいいかもしれません。少し時間が経ってからは美味しくいただけました。
個人的評価:☆☆☆+
José Pariente Verdejo Rueda 2020
ブドウの種類:Verdejo
生産地:Rueda, Espanha
購入価格:€10.90
味の特徴:ミディアム・ボディ、ややドライ、バランスの良い酸味
相性の良い料理:豚料理、魚介料理、ベジタリアン
Vivino評価:4.2
柑橘系のさわやかな酸味が際立つ1本。雑味がなくスルスルと飲めます。
これは「Verdelhoが好き」と言ったら、ワイン売り場の店員さんがすすめてくれて購入したスペイン産「Verdejo」のワイン。しかし、私が抱いていた「Verdelho」とは何だか印象が違う・・・。調べてみると、スペインの「Verdejo」とポルトガルの「Verdelho」は名前こそ似ているもののまったく違う品種とのこと。
美味しかったのですが、浮気してしまった気がして、これからはポルトガル産ワインを推していこうと心に決めたのでした。
個人的評価:☆☆☆☆+
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