【リスボン】市内路線バスの旅(706)Cais do Sodré〜Santa Apolónia
ボア・タルドゥ!
最近のリスボンは理想的な天候が続いています。最高気温24〜27度、最低気温14〜16度とさわやかな陽気で行動しやすい・・・はずが、ここ数週間、なぜか気分が落ち込み、人に会ったり、積極的にポルトガル語を話したりということから遠ざかっていました。
これじゃいかんと、今日からリハビリ開始。ずっと興味のあった「目的なしの路線バスの旅」を実行してみました。
意外と便利なリスボンの路線バス
自宅から数分〜10分ほど歩けば、メトロでカバーされていないエリアへ行くのに便利なバスがいくつも走っています。
今住んでるアパートを探す際に、「メトロの駅から10分以内」という条件を挙げていたのですが、不動産屋さんが「バスも便利よ」とバス推しをしていたのを覚えています。確かにメトロよりバスに乗ることが多い・・・。メトロだと乗り換えが必要な場所もバスなら1本で行けたりするのです。しかも、景色が見えるから楽しい・・・。
市内バスのほとんどは『Carris』というリスボン名物の黄色いトラムと同じ会社が運営しており、ウェブサイトでざっと数えても100路線はありそうです。
電気バスの706号線
ほとんどの路線は平日なら10分毎、週末・祝日は15〜20分毎に1本程度だと思います。バス停に時刻表らしきものは貼っているのですが、読み方が未だに謎。一度バスを待っている人に尋ねたことがありますが「時刻表はアテにならないから見てもしょうがないよ」と言われました。
今回は、自宅からバス停まで近く、100%電気バス運行の706号線に乗ることにしました。『Time Out Market Lisboa』やテージョ川対岸へのフェリー乗り場がある「Cais do Sodré」とポルトやブラガへの鉄道移動の出発駅「Santa Apolónia」間を走っています。
まず、最寄りのバス停から「Santa Apolónia」行きに乗り、少しブラブラしてから「Cais do Sodré」行きで戻り、『Time Out Market』でエッグタルトを買いメトロで帰宅。約2時間のローカル旅となりました。
706号線の見どころ
この路線はテージョ川沿いの「Cais do Sodré」から「Santos」を抜け、「Avenida da Liberdade(リベルダーデ大通り)を横切り、「Arroios」と「Penha de França」を網羅しながら、再びテージョ川沿いの「Santa Apolónia」へ出ます。「Santa Apolónia」から「Cais do Sodré」はほぼその逆。
いわゆる観光スポットから、ローカル色の強いエリア、少し郊外を片道40〜45分かけて走るので、いろんな角度からリスボンを知るのにおすすめ。また、始発と終点のどちらにもメトロがあり、タクシーも拾いやすい場所なので、その後の移動にも便利です。
メトロ駅(徒歩1分圏内に停車する駅のみ)
- Linha Verde(グリーン):Cais do Sodré、Arroios(2021年8月現在閉鎖中)
- Linha Amarela(イエロー):Rato、Marquês de Pombal
- Linha Azul(ブルー):Santa Apolónia、Marquês de Pombal
Cais do Sodré界隈
Santa Apolónia界隈
途中下車するなら・・・
途中下車するならおすすめのエリアが下記になります。
Marquês de Pombal
Rato
その他、706号線の車窓から
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