【アソーレス諸島】大自然に囲まれ温泉三昧〜後編
ボア・タルドゥ!
はじめてのアソーレス・サンミゲル島への旅。事前の下調べはほとんどしませんでした。友人たちの助言を元にGoogleマップに3か所ほどマークしていたくらい・・・。
一緒に旅してくれたみんなのリサーチのおかげもあり、気がつけば4か所も温泉を楽しむことができました。
サンミゲル島には、観光バスが走っており、ツアーに参加するのもありですが、レンタカーの方が効率よく好きなところに行けると思います。
今回は、残り2つの温泉を紹介します。
Parque Terra Nostra
こちらは、一見、ただの庭園。知らなければ通り過ぎてしまうような、さりげない佇まいの門です。私たちも入り口がどこかわからず、併設するホテルのスタッフに教えてもらいました。
午後は混み合うことが予想されたので、開園時間をねらって到着。10分ほど門のところで待ち、開門と同時に入りました。
入場券を買って園内へ。不安になるほど、普通の公園です。もちろん、島らしい植物が生息していてきれいではあります。
橋を渡った先に、大きな茶色い池?沼?みたいなものが、どーんっと現れます。人々はその周りにあるベンチを陣取り、水着になり、そろそろと水の中に入っていきます。そう、ここが温泉。どこかシュールな光景です・・・。
お湯は少しぬるめ。気温が24度くらいだったので、寒くはありません。深さは150センチと表示されていますが、中心部はもっと深く、私はつま先立ちで顔がやっと出るくらいでした。色を見ればわかるように、白い水着や白い服などは避けた方がいいです。
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Centro de Interpretação Ambiental da Caldeira Velha
最後の1つは、最終日のフライト直前に訪れました。2日前にウェブサイトでチケット購入が必要だと知り、ギリギリ手に入れることができました。入場のみは3ユーロ、入浴付きは8ユーロで、どちらも2時間の時間指定(9時半〜11時半、11時半〜13時半、13時半〜15時半、15時半〜17時半のいずれか)があります。
ちなみに駐車場はゲートの少し先を曲がった下方にあります。私たちはちょうど人数分残っていた13時半〜のチケットを購入しており、13時少し前に到着。時間前に公園内には入場できるかと思いきや、30分前からの案内とのことで少し外で待ちました。かつ終了時間までにシャワーなどすべてを完了して園外に出なければならないとのこと。
こちらも温泉施設というより、自然公園といった感じ。前編で紹介した『Poça da Dona Beija』のスケールを大きくして、よりジャングル感を強くしたイメージです。
とはいえ、トイレ、シャワー、ロッカー完備。“露天風呂”が4つ、うち3つはおそらく38〜39度くらい、残り1つは冷水でした。それぞれが少し離れていて、私たちが訪れた時は小雨が降っていたので、お湯から上がると少し肌寒かったです。
しかしながら、大自然の中でお湯に浸かるという開放感がとても気に入りました。
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