アズレージョな毎日

ポルトガル・リスボンから、移住、観光、食、人、文化などについて発信します

【アソーレス諸島】サンミゲル島での食事を一挙に紹介(1)

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ボン・ディーア!

前回、アソーレス・サンミゲル島の温泉を紹介しました。その続きと思いきや、今回はサンミゲル島で食べたものを紹介するシリーズの1回目です。

 

評価については、あくまで私の個人的感想です。いつ誰と訪れて何を注文してその時の気分や体調がどうだったかなどによって異なる体験となりますので、参考程度にしていただければ幸いです。

 

 

サンミゲル農協が提供するステーキ

 

初日のランチで訪れたのは、サンミゲル島の「農業協会(Associação Agrícola)」が運営するレストラン。こちらは、シントラでお世話になったガイドのヌーノがおすすめしてくれました。

 

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朝9時前にリスボン空港で軽い朝食を食べたっきりで空腹。島時間の午後1時すぎ(リスボン時間では2時すぎ)、「肉食おうぜぃ」と意気揚々で到着しました。大きなダイニングエリアはほぼ満員。私たちの前に何組か待っていましたが、10〜15分程度の待ち時間でテーブルに案内されました。

 

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こちらがメニュー。ほとんどが肉料理です。農協(ハウス)ステーキは200g、300g、400gから選べます。店員さんも「200gは小さい」と言うし、空腹だったのと、3種類の真ん中ということで、全員が300gを選択。

 

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まずはフレッシュチーズから。アメリカではまずない、ポルトガルでは時々あるドリンクより先にフードが出てくる状況・・・。慣れましたが、まず飲みものがほしいと思うのは私だけでしょうか・・・。

 

リスボンで食べるフレッシュチーズと違い、しっかりした食感。驚いたのは、添えてある赤いソース。甘いと思って食べたら激辛!辛い食べものがほとんどないポルトガルではめずらしい・・・。

 

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やっときた!サンミゲル島産のワイン。これがとっても美味しかったです。この旅で飲んだワインで一番好きだったかも・・・。『Vivino』で検索すると、平均価格23ユーロですが、ここではなんと16.50ユーロでした!

 

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そしてほどなくステーキが登場。一同「でかっ」って、一瞬慄きました。

 

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こちらが私がオーダーした「農協ステーキのテンダーロイン(Bife á Associação Lombo 18.50€)」。白ワインでフランベして、ニンニクとチリのソースがかかっています。上には玉子とチリ。パプリカではなく辛いやつです。そして、フライドポテト付き。

やわらかく焼き加減も完璧で美味しかったのです。しかしながら、想像以上に大きく、ソースも濃厚で少し残してしまいました・・・。

 

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こちらは友人の「マスタードソースのテンダーロイン(Bife com Molho Mostarda 18.50€)」。サーロインとランプも選ぶことができます。

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男性陣はともに私と同じ農協ステーキのサーロイン(Bife á Associação Vazia 15€)」。

 

全員「焼き加減はミディアム」と注文したのですが、なぜかサーロインの方はかなりのレア。ポルトガルのミディアムはミディアムレア気味なことが多いのですが、これはさすがにレアすぎると思いました。

 

お肉は美味しかったものの、40代チームには大きすぎました。アメリカで食べてたのは8オンスくらいだったはず・・・と、後で調べると220g程度と判明・・・。さすがにデザートをいただく余裕はなく、「200gでよかったね〜」と少し後悔したのでありました。

 

 

Associação Agrícola da Ilha de São Miguel

総合評価: ☆☆☆☆

サービス:英語OK

雰囲気: カジュアル

価格:€€(一人15〜25ユーロ程度)

 

詳しくはこちら(↓)

 

 

アソーレス産の白ワインとチーズ

 

夜、ランチにたらふくステーキを食べてお腹が空いていなかったものの、アソーレス上陸を祝して、「ポンタ・デルガーダ(Ponta Delgada)」の街に出ました。

 

いくつかリストアップしていた店があったのですが、軒並み混雑。予約なしには入れない状態でした。そんな中、流れ着いたのがこちら。

 

フードメニューは充実していますが、レストランというよりはバーといった雰囲気。私たちはピコ産の白ワイン(Verdelho)とチーズの盛り合わせ+数品をシェアしました。

 

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葡萄畑に積まれた石垣の景観が世界遺産に登録されているピコ島の白ワイン(30€)。リスボンのワインショップでは38ユーロで販売されていました。島に来たら貴重な島産のワインがおすすめです。

 

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チーズ盛り合わせ(Tábua de Queijos Regionais €12)は、アソーレスのさまざまな島産のもの。パイナップルのジャムをつけていただきます。辛いチーズもありました。

 

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小魚の天ぷら(Tempura de Chicharro €8)はまあまあ。

 

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タコ(Polvo Confitado com Redução de Licor de Maracujá de São Miguel €18)はちょっと残念な一品。ぬるっとした食感がよくないし、味も甘ったるくてあまり好きではありませんでした。ポルトガル料理はひねらない普通のものが1番美味しい!

 

お腹が空いていなかったので、ワインとチーズやハムくらいにしておいた方が満足度が高かったのかも。また、カクテル類も充実しているようでした。

 

 

Ta Gente

総合評価: ☆☆☆

サービス:英語OK

雰囲気: バー

価格:€-€€

 

詳しくはこちら(↓)

 

*総合評価について

☆☆☆☆☆:自信を持っておすすめ

☆☆☆☆:おすすめ

☆☆☆:まあまあ

☆☆:微妙

☆:自己判断でお願いします