【アソーレス諸島】大自然に囲まれ温泉三昧〜前編
ボア・タルドゥ!
先日、大西洋に浮かぶポルトガル領アソーレス諸島(Açores)の「サンミゲル島(Ilha de São Miguel)」へ行ってきました。
滞在中、毎日のように温泉をめぐりました。どれも大自然を感じられるロケーション。お湯加減もぬるめで、のぼせることなく、ゆっくり浸かりリラックスできました。
今回は、私たちが訪れた温泉のうち2か所を紹介します。
Poça da Dona Beija
「サンミゲル島」最大の街「ポンタ・デルガダ(Ponta Delgada)」から車で約45分。島中央に位置する成層火山の「フルナス(Frunas)」にある温泉施設です。
私たちはレンタカー移動でしたが、ポンタ・デルガタからバスも出ているようです(所要時間約1時間半)。
結論から言うと、ここが1番日本人がイメージする温泉に近いと思います。ロッカーや更衣室完備、露天風呂が4つあります。お湯の温度も約39度と安定していました。
もちろん、水着着用ですが、男女問わず家族や仲間とおしゃべりしながらお湯に浸かるのは、想像以上に快適でリラックスできます。街から近いですが、山の緑や島らしい花が咲き乱れていて、眺めているだけでもしあわせな気分になりました。
2021月9月現在は、タオルの貸し出しは行っておらず、1時間半の時間制限が設けられていました。人数制限もあり、午前11時半過ぎに到着した私たちは5〜10分ほど待ちました。後日、近くを通った時(午後)は長い行列ができていました。
詳しくはこちら(↓)
Ponta da Ferraria
次はとってもユニークな温泉です。こちらは24時間オープンで入場無料。なぜなら、海に直結している天然の温泉プールだからです。崖にはしごが固定されており、何本かのロープが張り巡らされています。
崖っぷちのくねくねと曲がった細い道を車で降りたところに駐車場があります。徒歩で向かっている人もいましたが、公道から駐車場まではかなりあるので、公共交通機関ではかなり厳しいと思います。
駐車場から人の群れについて行くと、左手にトイレと脱衣所・シャワーがあり、その先に天然温泉プールが見えてきます。途中からゴツゴツした岩場になるので、私はギリギリまでスニーカーで行き、荷物を置いた場所でビーサンに履き替えました。プールの中も岩場なので、水中でも履けるサンダルなどあればより安全で快適です。
前日の温泉で会った人たちの助言で「干潮時間」に合わせて行きました。夫のリサーチによると、干潮時間の前後1〜2時間ぐらいがベストコンディションで、満潮になると海水が大量に流れ込むため温度が下がるそうです。もちろん、危険度も増すでしょう。
ちなみに海が怖い私は、予想以上に波があってドン引き。少し待てばおさまったのですが、ロープを掴んでいてもガンガン振り回され、足場も悪く裸足で痛いし、あまり楽しめませんでした。結局5分くらいしか入ってなかったんじゃ・・・。夫や友人たちは30分以上浸かってたと思います。
しかしながら、海につながっているものの、意外にも気持ち良い温度で、海水みたいにベタベタせず、温泉であることを実感できました。
詳しくはこちら(↓)