ポルトガルに来てから、使わなくなったもの、気にしなくなったこと
ボン・ディーア!
リスボンに住み、早1年半になります。世界的な感染病流行のせいなのか、ポルトガル文化が影響したのか、はたまたXファクターなのかは定かではありませんが、この1年半で自分の価値観や行動に変化がありました。
以前は使っていたのに使わなくなったもの、気にしなくなったことや逆に気にするようになったことを通して考えてみたいと思います。
使わなくなったもの
- 炊飯器:アメリカにいた頃は米は炊飯器で炊いていました。今は普通の鍋を使っています。他のこともできるだけあるもので済ませるようになりました。
- 市販のドレッシング:レストランでいただくなんてことはないサラダが美味しくて、家でも真似して、オリーブオイル、塩、ビネガーまたはレモンを適当にかけてます。
- 洗濯乾燥機:アメリカではデフォルトだけど、ポルトガルでは外に干すのが一般的。シーツなどはコインランドリーの乾燥機を利用してます。
- 自家用車:リスボンは、メトロ、バス、タクシー、Uberがとても便利。歩いていけるところも多いです。困ることはないけど、運転は恋しい・・・。
- クレジットカード:アメリカでは、ポイントを貯めるのが趣味でしたが、普段行く店は、現金やバンクカード(Multibanco)しか扱わないところがほとんど。
- ハイヒール、サンダル:これらを履いて出かけるのは自殺行為。石畳や坂道だらけなので、ぺったんこで滑りにくいソールの靴がベストです。
- 各種テクノロジー機器:アレクサ(Amazon Echo)だの、スマートドアベルだの、家周りのスマートなんちゃらはなくなりました。もちろん、スマートフォンは手放せませんが・・・。
気にしなくなったこと
- 計画通りにいかないこと:郷に入っては郷に従え。1日ひとつこなせたら御の字。一歩進んで二歩下がったり、ふりだしに戻されたり、ポルトガルのお役所仕事は決して評判が良いわけじゃないけど、移住仲間と「すごろくみたいだね・・・」と笑い飛ばしています。
- 時間を気にすること:急ぐことはナンセンスと感じる今日この頃・・・。
- 街で見かける落書き:「いや〜、若者は元気があっていいな・・・😅」
- 無表情な人たち:アメリカ人は目が合ったらニコっとするので、無表情なリスボンの人たちにさみしさを覚えたこともあったけど、これは単なる文化の違い。はにかんだ笑顔を見せてもらった時のよろこびはひとしおです。
- 炭水化物・糖質の摂取量:朝から甘いもの、昼は米に芋、時にはパンまで、さらにあま〜いデザートも・・・。ダブル・カーボやトリプル・カーボもなんのその。美味しくてしあわせならそれでよしなのです!
気にするようになったこと
- ポルトガル製かどうか:ポルトガルのものは、昔ながらの製法で質がよい!何より、ポルトガルのためにできることをしたいと強く思うようになりました。
- どこで買うか:できるだけローカルのビジネスをサポートしたいので、オンラインショッピングは控えるように。
- どの店で食べるか:何を食べるかに加えて、誰の店で食べるかを考えるようになりました。パンデミックで人とのつながりの大切さを再認識。
- 敬語を使う:英語と違い、ポルトガル語は敬語がはっきりしているので、気をつけています。