【ポルトガル】美味しい缶詰図鑑(12)〜 PATÉ DE OVAS DE PASCADA LUÇAS
ボア・タルドゥ!
「Em abril, águas mil.(4月は1000の水=4月といえば雨)」という表現があるように、ここのところ降ったりやんだり曇り空のさえないお天気です。
それでも、雲の切れ間をぬって、テラス席でランチしてきました。なんと、3か月ぶりの外食!友達とも「夏はどこ行くの?」なんて会話をするようになり、旅行先を考えるのが楽しい反面、どんどん感染者が増え、規制緩和が後戻りしてしまわないか少し不安です。
でも、なるようにしかならないので、自分ができる対策をしつつ、その都度、状況を鑑みながらやることを決めようと思っています。
PATÉ DE OVAS DE PASCADA LUÇAS (3€)
さて、缶詰です。このシリーズの「バカリャウ・パテ(Paté de Bacalhau)」がとても美味しかったので、イワシやサーモンのパテも試してみようと思っていた矢先、「魚卵のパテ(Paté de Ovas de Pescada)」という気になるものを見つけました。
ロシア・マーケットで購入した「たらこ缶」に近いものかと想像しつつ・・・(↓)
“たらこスパゲティー”が食べたくなったタイミングで、味見してみました。
原材料は、魚卵(Ovas de Pescada)54%、オリーブオイル(Azeite)、トマト(Tomate)、スパイス(Especiarias)、塩(Sal)
包み紙をはがすと、いたってシンプルな缶です。中身が飛び散らないように、プルタブを持ち上げ過ぎないように、ゆっくり開けました(成功)。
ロシアのたらこ缶がねっとりしているのに対し、こちらはつぶつぶ感があります。製造元のウェブサイトによると、調理せずに食べられるとのことなので、まずはそのまま味見。やはりプチプチしており、昔、実家で食べた焼き魚の卵を思い出しました。しかしながら、日本のたらこを期待しているからでしょうか、塩気が足りない・・・。
魚卵は、缶詰より生を調理する方が好き。でも、缶詰も買い置きしておくと便利なので、今後は使い分けるつもりです。
これまでの美味しい缶詰図鑑(↓)
ポルトガル産をお土産に(↓)