【ポルトガル移住】D7ビザで渡航後、SEFで滞在許可申請
ボンディーア!
『アズレージョな毎日〜My Everyday Portugal〜』にお立ち寄りいただきありがとうございます。当ブログでは、自身の経験をもとに、ポルトガル移住やリスボン生活についての情報を発信しています。
今回は、外国人や亡命者などを管理する組織、SEF(Serviço de Estrangeiros e Fronteiras)でのポルトガル滞在許可証(Autorização de Residência)の申請についての記事です。
アメリカ在住だった私たち夫婦は、在サンフランシスコ・ポルトガル領事館と移民エージェントからの助言により、2019年8月、夫がD7ビザを取得。同年10月、ポルトガル・リスボンへやってきました。
そして同年11月、SEFでの滞在許可申請に至りました。以下は、実際の経緯や提出書類になります。
ポルトガル移住〜これまでの流れ
まずは、移住を決意してからこれまでの流れをまとめます。
アメリカにて
2018年10月 在サンフランシスコ・ポルトガル領事館に長期滞在(移住)希望の旨を伝え、ビザ申請方法などを照会
2019年3月 ポルトガルの移民エージェントにビザ取得代行を依頼
2019年5月 在サンフランシスコ・ポルトガル領事館へD7ビザ申請書類を提出
2019年8月 ビザが承認される
ポルトガルにて
2019年10月 夫婦でポルトガルへ入国(夫のみD7ビザ)
2019年11月 SEFで1年間の滞在許可証を申請(要予約)
2019年12月 滞在許可証明である居住者カード(Título de Residencia)を受領
滞在許可証申請に必要だったもの
当日、SEFの窓口で提出したものは以下になります。
- SEFからの予約通知(Notificações de Agendamento)
- ビザ、入国印付きのパスポート
- 7,000ユーロ以上の残高がある銀行取引明細書
- 収入証明・雇用証明
- ポルトガル国内で有効な健康保険証券と保険カード
- 賃貸契約書とその登録証または家賃の領収書
- 納税者番号 NIF(Número de Identificação Fiscal)
- 申請料:約180ユーロ
その他、注意事項・特筆事項
- 自国でビザが下りたら、ポルトガルのSEFに予約を入れることができます。夫のケースではエージェントが代行、申請当日も同行してくれました
-
リスボンにあるSEFは混み合い、予約がかなり先になってしまうため、夫はセトゥーバル(Setúbal)というリスボンから電車で1時間くらいの街のSEFで申請しました
- 申請料は、カードでの支払いも可能かもしれませんが、念のため現金で用意しました
- 予約時間に窓口に呼ばれるわけではなく、かなりの待ち時間があるようです。夫の場合、予約時間は朝9時半、終了時間11時15分でした
- 申請日から滞在許可証が届くまでは、通常3〜5週間、受け取りには本人のサインが必要(夫の許可証は、2週間で届きました)
- セトゥーバルのSEFでは、ブラジル系移民が多かったそうです
2020年6月、妻である私も無事、滞在許可証明である居住者カード(Título de Residencia)を受領しました(↓)
私たちが利用した移民エージェントは下記になります(↓)
Ei! Migration and settling services
当ブログへのお問い合わせのほとんどがエージェントについてのためここにリンクを貼りますが、私個人はこのエージェントに属してはおらず、仲介料などをもらっているわけでもありません。代行内容、代行料金については、直接先方へお問い合わせください。
また、ビザ申請・審査基準など、個人的かつ専門的な内容の質問には一切お返事できませんのでご了承ください。
移住をお考えの方におすすめ(↓)
この記事は、2019年12月現在の個人の主観・経験に基づいており、アドバイスやコンサルティングを目的としたものではありません。
ポルトガル移住を希望する方の参考になれば幸いですが、ポルトガルの移民法や事務処理の仕方が変更になることも多々ありますので、都度、ご自身の責任で、ポルトガル大使館やSEFに確認することをおすすめします。
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