【リスボン】移住後、初の本格寿司&刺身ランチ〜Aron Sushi, Saldanha
ボア・ノイトゥ!
日本が恋しい季節になりました。朝晩肌寒いと、温泉や肩まで浸かれる日本のお風呂に入りたい・・・。食べものも秋冬ならではの美味しいものがたくさんありますね。気軽に帰れない今、日本のみなさんがうらやましいです。
そんな矢先、ポルトガル在住の日本人の方お二人に、『Aron Sushi』をおすすめいただき、早速行ってまいりました。
ブラジル出身のオーナーシェフ
『Aron Sushi』のホームページによると、オーナーシェフのアロンさんは、ブラジル出身。若かりし頃から、日本料理に興味があり、レストランの仕事をきっかけにポルトガルへ移住。2002年頃から、日本人寿司シェフのもとで10年間働き、経験を積み、日本を旅行して見聞を広めたそうです。そして、師匠の店が閉店後、2013年独立。その2年後に2軒目をオープンしました。
同じ師匠のもとで働いていた、もう1人の店が『Go Juu』で、こちらのホームページにも師匠への思いが綴られていました。
真摯な気持ちで日本料理と向き合っているからでしょう。2軒とも、地元の人たちに愛される人気店で「予約した方がいい」と助言されました。
様子を見に行くだけのつもりが・・・
ちょうど近くに行く予定があったので、どんなお店か前を通ってみることにしました。
家に向かっている途中、偶然『Aron Sushi』2号店発見。というか、何度となく前を通り過ぎていたにもかかわらず、今まで認識していなかった場所でびっくりしました。
空いてるテーブルが見えたので、我慢しきれず入ってみることに・・・。一品料理や揚げ物などもありましたが、はじめてなのでお寿司をいただくことにしました。
定食メニューから寿司&刺身ランチ
メニューの表紙にある「定食メニュー(お通し、サラダ、スープ付き)」から、「寿司と刺身」を選びました。他に、「刺身」、「ちらし」、「握り」、「照り焼きチキン」、「焼き魚」などがあります。
飲み物は、白ワインのグラス。日本酒はいくつか、焼酎はありませんでした。
お通しとサラダが小さくて日本っぽい。スープも付いているはずですが、2時半過ぎと遅かったのでなくなってしまったのか、忘れられたのか、出てきませんでした・・・。
お寿司がメインかと思いきや、お刺身の種類の多さに感動しました。アメリカでは、どうしてもサーモンとマグロが主流なのですが、青魚や白身、タコが入ってるのがうれしい・・・。ヒラメとアジがとても美味しかったです。
そして、すし飯もちょうど良い加減。ネギとマグロの巻物が絶品でした。
きゅうりが厚かったり、シソかと思ったらミントだったり、多少のツッコミどころはありますが、ポルトガルならでは、それはそれで良いと思います。
実は市場内にありました!
お手洗いに立って気がついたのですが、この店、実は私が時々足を運ぶ『Mercado 31 de Janeiro』という市場内にありました。
ランチが終わり、休憩しているスタッフの皆さんの中にアジア人らしき人はおらず・・・。日本の食文化が日本人の手を離れ脈々と受け継がれ、そして愛されているかと思うと、感慨深いです。
家からも近いし、市場内ってのも入りやすいし、価格やクオリティーも大満足なので、お寿司が恋しくなったら、またこっそり来ちゃうかもしれません。
レビューサイトの写真を見ると、おまかせの握りやお刺身もとても美味しそうです。
Aron Sushi, Saldanha
総合評価: ☆☆☆☆
サービス:英語メニューあり
雰囲気:カジュアル、テラス席あり
価格:€€-€€€(一人20〜40ユーロ程度)
*総合評価について
☆☆☆☆☆:自信を持っておすすめ
☆☆☆☆:おすすめ
☆☆☆:まあまあ
☆☆:微妙
☆:自己責任でお願いします
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