【リスボン】現代アートに囲まれた贅沢な空間〜Museu Coleção Berardo, Belém
ボン・ディーア!
先週は2日連続で、ベレン地区(Belém)へ行ってきました。1日目は一人で、2日目は興味のある美術館に行きたいと言う夫と一緒にです。
ここが予想以上に素晴らしかったので紹介します。
ベレン1日目、鉄道のストでタクシーに乗った話(↓)
ベラルド現代美術館(Museu Coleção Berardo)
べラルド現代美術館(Museu Coleção Berardo)は、発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)とジェロニモス修道院(Mosteiro dos Jerónimos)の中間に位置するカルチャーセンター(Centro Cultural de Belém)内にあります。
正直、存在すら知らなかったのですが、広々とした館内に主に欧米の近・現代アート作品が並ぶ、とても贅沢で優雅な空間でした。
名前の通り、マデイラ島出身のビジネスマン、べラルド氏のコレクションを常設展示しており、ピカソ、ミロ、モンドリアン、ウォーホルなどの作品が並びます。
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入り口は2か所あります・・・
公園側にあるカルチャーセンターの正面から施設内に入り、まっすぐ進むと右手に美術館の入り口が見えてきます。コートヤードを建物が囲んでおり、イベントを開催するスペースもあります。
美術館に入ると、検温され、手の消毒を促されました。無事パスして入館。正面玄関の右手にギフトショップ、左手正面にチケット売り場です。
ピカソからウォーホルまで贅沢な空間
広々とした館内には、欧米を中心に集めたコンテンポラリー作品の数々、各セクションに係員がおり、潤沢な資金があることを物語っています。
こんな場所がリスボンにあったなんて・・・。
ヨーロッパでも指折りの歴史ある街リスボンで、決してリスボンらしい場所とは言えませんが、たまにはこういうのもいいものです。
驚くほど広いので、欲を言えば、ギャラリーにベンチを置いてほしい!そしたら、もっとゆっくり鑑賞できるのに・・・と思いました。
特別展『Julian Opie』も楽しかった
何度もしつこいですが、個人のコレクションとは思えないほどの作品が広〜い館内に展示されています。
常設展示の2階部分は、「まだある、まだある」と行った感じでした。最後の方は早足でも、1時間以上かかりました。
さらに0階、−1階で特別展が開催されていました。特に『Julian Opie』は見応え十分。映像、音響など様々なメディアを駆使した大規模な作品ばかりでした。
大きなギャラリーだと、いろんな企画ができそうで今後も期待です。
リスボンの美術館・アートについて(↓)