【リスボン】90年の歴史を誇るビアハウス〜Portugália Cervejaria
ボアタルドゥ!
1925年、ビール工場の一角でビアハウスとして創業。工場が廃墟と化した今も同じ場所で営業を続けているのが『Portugália Cervejaria』です。
ステーキとオリジナルソースで一躍名を馳せ、現在では姉妹店も含めると30店舗以上を展開しています。
今回は、その第一号店のレビューです。
ビール工場の面影を残す
ビール工場だった場所は使われておらず廃墟になっている不思議な建物の中に、この店はあります。
ダイニングエリアの壁には美しいアズレージョ。もう一方には、ガラス越しに大きなタンクが見え、ビール工場の面影を残しています。
1月初旬の午後1時半過ぎに訪れましたが、店内は8割ほどのテーブルが埋まっていました。客層はポルトガル人の家族連れが目立ちました。
ほとんどの人が選ぶ名物ステーキ
レビューサイトで事前にリサーチしたところ、ステーキとオリジナルソースが人気のようです。
店内で周りを見渡しても、オリジナルソースのステーキを食べている人がほとんどでした。客層は、ポルトガル人と観光客半々といったところでしょうか・・・。
ポルトガルで、ステーキ(Bife)といえば、牛肉だけではなくいろんな肉をさします。牛肉だけでも、3種類あり、私はサーロインを選びました。
一番値段の高い「Lombo」というステーキをおすすめされたので、せっかくなのでそちらにすればよかったと少し後悔しています。
付け合わせは、フライドポテト(Batata Frita)とほうれん草のクリーム煮(Esparregado)にしました。
バターソースが病みつきに!?
いよいよステーキを実食です!
ポルトガルでは、薄切りのステーキが主流。こちらも5〜7ミリほどの厚さでした。火の通し具合を「ミディアムレア」とお願いしましたが、ミディアムに近く、噛みごたえがありました。
店名と同じ「ポルトガリア(Portugália)」というオリジナルのバターソースは、なるほどの美味しさでした。しかし、食べ進めるうちにだんだん重くなります。
ソースがこってりしているので、鶏肉や豚肉の方が合っているような気がしました。
歴史があり、何人かのポルトガル人にすすめられましたが、正直なところ、また食べたいと思うほどではなく、一度で十分だと感じました。
Portugália Cervejaria
総合評価:☆☆☆
サービス:普通
雰囲気:カジュアル、トラディショナル
価格:€€(一人15〜30ユーロ程度)
*総合評価について
☆☆☆☆☆:自信を持っておすすめ
☆☆☆☆:おすすめ
☆☆☆:まあまあ
☆☆:微妙
☆:自己責任でお願いします
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