【リスボン】ミシュラン2つ星シェフの味を気軽に楽しむ〜Bairro do Avillez
ボン・ディーア!
今更言うことでもありませんが、私は食べるのが大好きです。食べることは、幸せの原点であり、人を幸せにできる料理人はプロアマ問わず尊敬します。彼らの料理は愛で溢れていますよね。そして、作った人も幸せそうに食べてもらえるととうれしいはず・・・。
さて、一流料理人の指標となるのがミシュランの星。2018年のパリ旅行で、せっかく行く機会があったのに、お腹を壊してベッドでひとり苦しんだり、北海道で夫が私抜きで3つ星店を楽しんだりと、最近はつくづく縁がないと思ったりします。
しかしながら、長年暮らしたロサンゼルスでは、何軒か経験しました。今でも大好きなレストランがこちら(↓)コロナが終息してロサンゼルスを訪れる機会があったらぜひ!
リスボンには2つ星が2軒
ミシュランのウェブサイトによると、ポルトガルには7軒の2つ星レストランがあり、その2軒がリスボンです。残念ながら3つ星はありません。
リスボン2つ星の店は、『Belcanto』と『Alma』。両方ともいいお値段。いつか行ってみたいです・・・。
そのひとつ、『Belcanto』のシェフ『José Avillez』がやっているレストランでランチをする機会がありました。ポルトガル人の友人が行ってみたいと提案してくれたのです。
シーフード・レストラン『Patéo』と、タパス・バー『Taberna』、ピザ屋『Pizzaria Lisboa』、ミニバー『Mini Bar』を1か所に集めた『Bairro de Avillez』という店で、セクション毎にいろんな料理が楽しめるようになっています。私たちは『Taberna』を選びました。
テラス席でさらなる日焼けは避けたかったので、店内のテーブルを希望すると、『Patéo』に案内されました。やはり以前ほどは客が入っていないからか、メインのダイニングルームのみ使用していたようです。それでもテーブルの60〜70%くらいは集客していました。
1番のお気に入りは「マグロの海苔巻き」
普段あまりいただけないシーフードを多めに、チーズ、冷菜2種類、温菜2種類を選びました。パンやオリーブ(Couvert)にも力を入れていると思い、こちらもいただきました。
私は白ワインをグラスで、友人はお酒を飲まないのでミントティー。パン3種類(小麦パン、オリーブ入り、コーンブレッド)とバター2種は、予想どおりクオリティー高です。「Azeitão」はクリーム状のチーズで鉄板の美味しさ。これだけでワインが進みます。
1番驚いたのは、「マグロの海苔巻き(Corneto de Atum)」。アイスクリーム・コーンの形をした海苔に、少しだけ辛い醤油で和えたマグロのぶつ切りがわんさか入っております。お刺身と控えめなソースも美味しいし、何よりパリッパリの海苔が素晴らしかった・・・。
もう1品、店員さんがすすめてくれた「セビーチェ(Ceviche Nikkei)」は、私にとっては味が濃かったですが、友人はとても気に入ってました。
「アサリの酒蒸し(Ameijoas À Bulhão Pato)」と「エビのアソルダ(Açorda de Camarão)」は、正直あまり記憶に残っていません・・・。普通に美味しかったのだと思います。
絶品デザート2品!
この日ランチした友人とは5か月ぶりに会うので、話に夢中になりすぎて時間があっという間。結構混んでた店内の客もまばらになってきました。
でもデザートだけは外せないということで、おすすめの2品を注文。どちらも、「幸せになる」デザートでした。
「パッションフルーツとココナッツ・アイス(Maracujá com Sorvete de Coco)」は、見た目も華やか・・・。甘さと酸っぱさが絶妙な美味しさです。
地味だけど、とっても美味しかったのが「ヘーゼルナッツ(Avelã3)」。クリームとアイスクリームの層になっています。最後のコーヒーもしっかりいただいた頃には、最後の客となっていました。
ランチ時間終了しても、追い出さないでくれてありがとう!
総評:さすがミシュラン星付きシェフの店と感じるところは多々ありますが、お値段が高めなので、個人的には、『A Taberna da Rua das Flores』の方が好きです。でも、日本やアメリカから友人が遊びに来た時など、特に大人数の場合は、安心して連れて行ける店だと思います。
Bairro de Avillez
総合評価 :☆☆☆☆
サービス:英語OK
雰囲気:カジュアル、オシャレ
価格:€€-€€€(一人25〜50ユーロ程度)
*総合評価について
☆☆☆☆☆:自信を持っておすすめ
☆☆☆☆:おすすめ
☆☆☆:まあまあ
☆☆:微妙
☆:自己責任でお願いします
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