【リスボン】カリフォルニア風ブリトーを求めて〜 @SenhorRito.lx, @neighbourhood.lisbon
ボア・タルドゥ!
20年近く過ごしたカリフォルニアを離れて、1年が経とうとしています。物価が高いけど、快適なアメリカの住環境が恋しくないと言えば嘘になります。
そして、何より時々無性に食べたくなるのがメキシコ料理とベトナム料理。実はどちらもリスボンですでに食べました。でも、なんか違う・・・。タコスにしろ、フォーにしろ、南カリフォルニアで育まれた味があるのだと思います。
そんな時、「カリフォルニア風ブリトーの会」というイベントを発見!
アメリカ人はメキシカンが好き!
カリフォルニア人のみならず、アメリカ人にとって、ブリトーやタコスは、もはやソウルフードと言えるほどの地位を確立しています。バーガーほどではないけれど、ピザやスシよりはずっと上じゃないかと思うほど、みんな大好きです。
そして、たくさんの具が入ったでっかいブリトーはアメリカで誕生説が濃厚。アメリカ各地で、違うスタイルのブリトーがあるほどです。
今回のイベントは、『Americans & Friends PT』というFacebookグループで告知されました。
イベントの概要欄にはには、「二人のカリフォルニア人が主催。ポルトガルでは、まずお目にかかれない、カリフォルニア風のブリトーとホットソースを提供します」と書かれていました。これは期待大です!
普段、食べ物にはあまり執着しない夫も、食欲をそそられたようです。
サンタモニカ風のカフェで
ブリトーイベントは、木曜日と土曜日の午後6時開始。会場のカフェ(@neighbourhood.lisbon)は、ウェブサイトやメニューがすべて英語。サンタモニカにでもありそうな雰囲気ですが、オーストラリア人が経営してるとのことでした。
当日は6時15分に到着。ちゃんとカウンターにお知らせが出てました。
早速、「ブリトーくださいな」と注文するも、「あと30分くらいかかるから、何か飲んで待ってて」って。ま、ポルトガル時間ということで想定内です。
クラフトビールを注文し、ゆっくりくつろぎながら待たせていただきました。
もちろん、カニータスでしょう!
15分くらい待ってから注文開始。ブリトーは、カニータス=豚肉(Carnitas)またはビーガン=マッシュルーム(Mushroom)の2種類。
ソースは、辛さの度合いが違う5種類がありました。
二人とも大好きなカニータスをチョイス。私は辛み0のクラシックサルサ、夫は辛み4のハラペーニョにしました。
そこからが長かった!カリフォルニアでよく行った店では、メキシカンのお兄さんたちが手際良くどんどんブリトーを巻いていくので、ひとつあたり数分で出来上がるのに、こちらは調理器具が整っていないからか、ひとつ作るのに10分近くかかり・・・。
私たちの前に3〜4人いて、30分くらい待ちました。ま、これも、リスボンでカリフォルニアのブリトーがいただけるのですから、何の問題もありません。
いざ、ブリトーを実食!
いよいよ、ブリトーが登場。でっかいです!
ここまでいろいろ語ってきましたが、実は私はタコス派です。ブリトーは大きいし、ライスやビーンズなどあまり摂取したくない炭水化物が大量に入っているので、当時は、ほとんど食べませんでした。
しかし、今は食べたい!
いざ、一口。うん、うん、なるほど・・・。カニータス、ワカモレ、レタス、ピコデガヨ、ライス&ビーンズと、確かにカリフォルニア風です!
美味しい!ビール(IPA)に合う!
お兄さんが「後付けのホットソース欲しい?」と訊いてくれたので、辛み7の「スコルピオン・チリ+パッションフルーツ」をもらいました。
辛いけど、フルーツの甘さもあって、ちょっとつけると、ちょうど良い刺激です。
メキシカン・スパイス少なめ・・・
注文の取ってくれた人に「どこから来たの?」と話しかけられ、「日本出身だけど、以前カリフォルニアに住んでて・・・」と言うと、「こいつら、カリフォルニア人だよ〜」って。
カリフォルニアの方々(サーファー風)がブリトーを提供しているようです。夫も英語だとペラペラいろいろ喋ってました。
ブリトーですが、しいて言えば、カニータス(豚肉)がお上品な味で物足りない。味の要なので、がっつりメキシカン・スパイスが利いていても良いのでは・・・と思いました。
でも、カリフォルニア風をよく再現していて、とても美味しかったです。
今後も、このようなブリトーイベントは行われるようです。
詳細はインスタグラムで
https://www.instagram.com/senhorrito.lx/
https://www.instagram.com/neighbourhood.lisbon/
リスボンにあるアメリカンなレストラン(↓)