【エリセイラ】自家製トルティーヤが絶品!〜California Tacos, Ericeira Portugal
ボン・ディーア!
先日、夫の夏休みを利用して、リスボンからバスで約1時間のエリセイラ(Ericeira)へ行きました。旧市街の白い壁と青い縁取りが印象的でかわいらしい街でした。
前回は、リスボンからエリセイラまでのバスについて書きました(↓)
今回は、到着してすぐに訪れたレストランを紹介します。
手作りトルティーヤに惹かれて
旅行前は、その街のレストランをくまなくリサーチするのが私の役目。いつだって、「花より団子」なのです。
そして今回目に留まったのが、『カリフォルニア・タコス(California Tacos)』という店。そうまたしても、メキシコ料理の王道タコスです。しかも、懐かしのカリフォルニアを名乗られては、無視できません。ポルトガルなのに、面目無い・・・。
それだけではありません。お店のウェブサイトをチェックすると、トルティーヤを手作りしてると書いてあります・・・。うーん、食べたい。
美味しいサンドイッチには美味しいパンが不可欠なように、美味しいタコスにも出来立てホヤホヤのトルティーヤは欠かせません。私はスーパーで買ってきたパサパサのトルティーヤが好きじゃないのです。
いざ、実食!
タコスと決めていたので、迷いはありませんでした。1つなら4ユーロで、2つで7ユーロ。私は、ビーフ(Carne Asada)とフィッシュ(Fish)、夫は、ポーク(Carnitas)とフィッシュにしました。
まずは、ビールで乾杯!「辛いのは大丈夫?」と訊かれ、「少しなら」と言うと、「美味しい辛さだから大丈夫なはず」と、チップスとサルサが出てきました。チップスは市販のものだと思いますが、サルサは本当に旨辛でした。
店にスタッフは1人。注文を取ってから、トルティーヤの生地を丸めるのが見えました。15分程で、タコスがテーブルへ。
そうそう、トルティーヤが一定の厚さじゃなく、もっちりしているところがいい感じです。まずはビーフから。かなり美味しい!やっぱり、トルティーヤが決め手です。フィッシュも、カリフォルニアを思い出す味でした。
しいて言えば、タコスの中身、お肉や魚の味付けが上品でポルトガルっぽい・・・。どことなく、地中海風な香りがしました。
店主は何者?
ポルトガルで食べたタコスの中で1番美味しかったです(夫も同感)。そこで湧き上がる疑問・・・「店主は何者?」
挨拶からすべて流暢な英語だったので、最初、英語圏の人かと思いました。しかし、常連客のような人が来て、その人とペラペラポルトガル語でおしゃべりしているのを聞き、「なんだポルトガルの人だ」と確信。
食べ終わった後、「すごく美味しかった。特にトルティーヤが最高でした。ポルトガルの方とお見受けしますが、どうやってタコスの作り方を学んだのですか?」と、率直に訊ねました。
すると、やはりポルトガル出身で、メキシコ人の友達から教えてもらったとのこと。「トルティーヤだけじゃなくすべて一から手作りしていて、僕しか作れないんだ」と、自信満々。
「カリフォルニアのタコスを思い出した」と口を滑らせると、「どっちが美味しかった?」と厳しい質問をされ、「それはどうかな・・・でも、かなり美味しかったよ」と、お茶を濁しました。夫も「リスボンでもタコスを食べたけど、ずっと美味しかった!」とフォローしてくれ、大満足で店を出ました。
California Tacos
総合評価 :☆☆☆☆
サービス:英語メニューあり、フレンドリー
雰囲気:カジュアル
価格:€(一人10ユーロ程度)
*総合評価について
☆☆☆☆☆:自信を持っておすすめ
☆☆☆☆:おすすめ
☆☆☆:まあまあ
☆☆:微妙
☆:自己責任でお願いします
詳しい情報はこちら(↓)
ポルトガルでのメキシコ/カリフォルニア料理(↓)