【リスボン】マイアミ発のタコスを食べてみました〜Coyo Taco, Portugal
ボン・ディーア!
ポルトガルは新型コロナウイルスの感染拡大により、今週末と来週末、午後1時以降の不要不急の外出禁止となっております。午後4時頃、窓から外を見ると、ほぼ人がいませんでした。
経済的打撃もとても心配なので、この対策が2週間で終わることを祈っております。そしてこんな時でも外に出て働いてくれているみなさん、ありがとうございます!
さて、普通に外出できる平日、リスボンのお洒落エリア「Príncipe Real」へランチへ出かけた話の続きです。
困った時のタコスです!
念願のセレブシェフの店へ行ったは良かったけれど、衝撃の料理に出逢ってしまいました。詳しくはこちらで(↓)
ちょっと凹んだ私たち夫婦は、リベンジすべく2軒目へと向かいました。実は、この界隈に行ってみたい店がもう1軒、アメリカ人おすすめのタコス屋さんがあったのです。
しかも、1軒目『A Cevicheria』から100メートル程しか離れていません。何事もなかったようにランチを仕切り直すことにしました。
入店したのは午後2時くらいで、半分くらいのテーブルが埋まっていたと思います。
鴨のタコスとロゼワイン
タコスはすべて一皿2つずつなので、2種類オーダーしてシェアすることに。ドリンクは、懐かしさでメキシカンビールにも惹かれましたが、結局私はメキシコのロゼワイン、夫はドラフトビールにしました。
選んだタコスは、「Pollo Al Carbon(グリルドチキン)」と「Carnitas de Pato(鴨のカニータス)」。カニータスは豚肉がお決まりですが、鴨を使っているのがポルトガルらしい・・・。ポルトガルで食べたカニータス(豚)は、さっぱりお上品でどこか物足りなかったので、なかなか良いアイデアだと思います。
いざ、実食!
タコススタンドに立てられ、それぞれトレイで運ばれてきました。ヒップな雰囲気です。とりあえず、2つとも同じトレイに並べえて写真撮影。その後、一つずつ交換して実食です。
まずはチキン(Pollo Al Carbon)から。カリフォルニアで食べていたタコスをアップグレードした感じ。やっぱりどこかお上品・・・。たぶん、ポルトガルのチキンがアメリカのものよりさっぱりしてるのかもしれません。ピコデガヨがフレッシュで、ピリッと辛くて美味しかったです。
そして、いよいよ鴨(Carnitas de Pato)のタコス。予想どおり、いい感じでクセがあり👍 食べ慣れた豚のカニータスとは全く別物ですが、ポルトガルらしい一品で、かなり気に入りました。こちらも結構辛いですが、さわやかなロゼワインとも相性抜群です。
夫は、チーズに違和感があり、シンプルにフレッシュサルサとシラントロで食べたかったみたいですが、私はグルメ・タコスとしてありだと思います。
マイアミ発のレストランでした
店員さんに「オーナーはどちらの出身ですか?」と訊ねると、「元締めの会社は、メキシコ人とアメリカ人がオーナーだけど、この店のボスはポルトガル人」とのこと。
後で調べてみると、『Coyo Taco』は、アメリカのフロリダ州マイアミを中心に5店舗を展開しているようです。
そして、リスボンには、「Príncipe Real」の他に、「Cais do Sodré」(Time Out Marketの裏)にも店舗がありました。
もうひとつ、鴨肉のタコスは豚ほどポピュラーではないものの、メキシコにはあるようです。アメリカのメニューにはないので、鴨肉を食べ慣れているポルトガルだからこそ、実現した一皿かもしれませんね・・・。ぜひ、また食べに来たいです。
COYO TACO
総合評価: ☆☆☆☆
サービス:英語メニューあり
雰囲気: カジュアル、ヒップ
価格:€€(一人10〜20ユーロ程度)
*総合評価について
☆☆☆☆☆:自信を持っておすすめ
☆☆☆☆:おすすめ
☆☆☆:まあまあ
☆☆:微妙
☆:自己責任でお願いします
詳細はこちら(↓)