【リスボン】超アメリカンなハンバーガー&ドーナツ〜Ground Burger
ボア・タルドゥ!
長年、テニスをしていた夫がポルトガルに来てから、パデル(Padel)というスポーツを始めました。テニスよりコートが小さく、ポルトガルではプレーヤー人口が多いようです。
週末、パデル用のシューズを買うため『El Corte Inglés』というデパートへ。ちょうど近くにポルトガル人の友人おすすめのバーガー屋さんがあることを思い出し、行ってみることにしました。
こちらのお店は、『Time Out Market』にも出店しており、夫は以前食べたことがありますが、私は今回が初めてです(↓)
12時半前なら待ち時間なし
私たちが店に到着したのは、土曜日の正午過ぎ。いつも混み合っている印象ですが、開店時間が正午と間もなかったため、すぐにテーブルに着くことができました。その後、どんどん人がやってきて、12時半頃には満席に。小さな子供のいる家族連れが目立ちました。
店内に入ると、正面カウンターにドーナツのディスプレイが見えます。目にも美味しそうで、ぐっと心を掴まれてしまいました。
インテリアや壁にかかったクラフト・ビールの銘柄がアメリカンな雰囲気を醸し出しています。
超アメリカンなメニュー
ドーナツ13種類、ハンバーガー10種類、クラフト・ビールに至っては3ページにわたる数を取り揃えてあります。
お値段もアメリカ並にビッグ💦そして、ドーナツやバーガーの名前はほとんどが英語なので、説明書きはポルトガルにもかかわらず、大体どういうものか予想がつきます。英語メニューもありましたが、勉強のため、あえてポルトガル語メニューをもらうようにしています。
さて注文です。二人とも、レタス、トマト、グリルドオニオン、チェダーチーズ、オリジナルソースの入った「Ground Burger」を選択、パティの焼き加減はミディアム、フレンチフライをシェアで。私は「Sierra Nebada」というペールエール、夫は「Kona Bigwave」というゴールデンエールにしました。
まさにアメリカンバーガー!
すぐにビールが来て、まずは一口。「あ”ーーー、苦味がうまい!」。一気にカリフォルニアの光景がよみがえります。
そうこうするうちに、ハンバーガーとフライも到着。サービスの早さもアメリカ並みです。
まずはフライから・・・。ローズマリーとガーリックチップがまぶしてあっておしゃれ。さくっ、ほくっの揚げたてでした。
肝心のバーガーは、ジューシーなパティとソースで手をベドベドにしながらいただきました。そりゃ美味しかったです。バーガー→フライ→ビール→バーガー→フライ→ビール・・・アメリカン、やっぱり好きだな・・・。
ふと我に返り、隣のテーブルを見ると、なんとフォークとナイフでバーガーを食べてるではないですか!まずい、ここはポルトガルだった・・・とさらに周囲を確認すると、手で食べてる人もいて、おそらく半々か、手掴みの方が優勢なくらい(ほっ)。
禁断のドーナツを・・・
あっという間に完食した夫は「もう一個食える・・・」と物足りなさそう。そこで、ドーナツを追加オーダーすることを提案。ドーナツは最も危険な禁断の食べ物と認識しているので、罪悪感と攻防を繰り広げるも、ディスプレイの誘惑には勝てず・・・。
13種類もあるので、かなり迷いましたが、大好きなメキシコのケーキと同じ名前の「Tres Leches」を選択。
こちらのドーナツはかなりボリュームがあります。クリームの量が多いせいか、アメリカのものより大きいくらい・・・。小さく切り分けても高さがあるから、大口を開けるなければなりません。
24時間かけて生地を発酵させてるそう。メレンゲのクリームがもったりして、かなり食べ応えあり、美味しかったです。
美味しいけれどコスパが気になる・・・
店に笑顔で駆け込んでくる子供たちがたくさんいて、人気のハンバーガー店ということを物語っています。事実、すべて美味しかったし、久しぶりにアメリカンな食事ができたのもうれしかったです。
しかし、お会計が43.20ユーロと予想以上に高額でびっくり。特にドーナツは超高級。でも、アンガスビーフ100%、クラフトビールも輸入品なので、コスパ最強のローカルなポルトガル料理店と比べてはいけませんね!
以前、紹介した『Gutsy』より格段に美味しかったし、アメリカン・バーガーとエールが恋しくなったら、また来ると思います。
Ground Burger
総合評価 :☆☆☆☆☆
サービス:英語OK
雰囲気:カジュアル、アメリカン
価格:€€(一人15〜25ユーロ程度)
*総合評価について
☆☆☆☆☆:自信を持っておすすめ
☆☆☆☆:おすすめ
☆☆☆:まあまあ
☆☆:微妙
☆:自己責任でお願いします
詳しい情報はこちら(↓)