アズレージョな毎日

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【リスボン発の旅】オビドゥシュ(オビドス)で絶品パンに出会う〜JamomJamom

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ボアタルドゥ!

 

旅先での食事は本当に楽しみですよね!できればその土地ならではのものをいただきたいとリサーチしてのですが、オビドゥシュ (Óbidos オビドス) の名産といえば、ジンジーニャくらいしか出て来ませんでした。

 

エヴォラでアレンテージョ料理とワインが美味しかった話はこちら(↓)

www.myeverydayportugal.com

 

しかし、おすすめレストランはたくさんヒットしたので、事前に目ぼしい1軒を選んでおきました。

 

 

レストランを選ぶ条件 

 

以前、別ブログでアメリカでの美味しいお店の探し方を紹介しました(↓)

www.realtabimosotabi.com

 

ポルトガルでは、「yelp.com」の利用者が多くないので、最近は「Trip Advisor」や「Zomato」などをチェックします。

 

中でも、一番活用しているのが「Google Map」。写真やレビューの数が一定数は載っているし、特定のエリアから選びたい時も便利です。

 

私はいつも星の数を4〜4.5以上で特定し、レビュー数300以上の店の写真をざっと見て、店内の雰囲気、料理の見た目、品揃えなどを確認。

 

そして必ずチェックするのがメニューの写真。そこへ行ったら何をオーダーするかまで想像してみることでベストの選択ができる気がします。

 

 

穏やかな雰囲気でポルトガル語も快調!?

 

エヴォラもそうでしたが、今回のオビドゥシュも日帰りだったので、レストラン選びに失敗は許されません。最後はフィーリングで1軒に絞りました。

 

そして今回も大成功でした(自画自賛)!!!

 

Google Mapには12:30開店となっていましたが、Facebookページの情報を信じ、正午に訪れると、すでに営業してました。個人的に、1番乗りが好きです。店員さんに余裕があるから、いろいろ訊けるし、店内の撮影もしやすいからです。

 

古い建物の半地下部分にあり、天井が低く、小さな部屋に区切られているのが逆に、いい雰囲気を醸し出していました。

 

他に客がいないことをいいことに、担当以外の店員さんにも声をかけ、ポルトガル語の練習。この日はなぜか調子良くおしゃべりできたんですよね〜。穏やかな雰囲気のオビドゥシュでリラックスできたのかな・・・。

 

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小さな部屋がいくつかあって、素敵なレストランでした

 

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この窓際のテーブル・・・素敵です(ここにすれば良かった)

 

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この扉から顔を出したおじさんにすかさず声をかけて、覚えたてのポルトガル語を喋りました

 

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石の壁で仕切られてるのがまたいい・・・

 

 

ペティシュコシュ2品+メイン1品

 

担当のお兄さんおすすめのペティシュコシュ(タパス料理)から2品と、パンとオリーブ(Couvert)、メインからタコ料理(Polvo à lagareiro)を注文。

 

ワインは、ハーフボトルは置いてなかったので、説明してもらった中から、夫はバランスの良い赤、私はグリーン(Vinho Verde)をグラスでいただきました。

 

ちなみにメニューは、ポルトガル語と英語の両方がクリップで綴じられています。サービスも、私たちがポルトガル語を話せば、ポルトガル語で返答してくれ、込み入った話は英語で対応してくれました。

 

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ペティシュコシュ(Petiscos)メニュー。いわゆるタパスです

 

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メイン(Pratos Principais)

 

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ワイン(Vinho)メニュー。グラスワインの種類が多いのがうれしいです

 

 

ポルトガル一美味しいパン! 

 

グラスワインでも、確認のテースティングをさせてくれ、もし、好みに合わなかったり、問題があれば、その時点で他のものに交換できたと思います。

 

私がいただいたグリーンワインはフルーティーで少し甘めでとても美味しかったです。夫の赤は、少し酸味が気になる感じ。正直、エヴォラで飲んだアレンテージョの方がずっと好みでした。

 

ワインと一緒に食べたパンがとても美味しくて感動しました。もっちりどっしりタイプ。ホームメイドのガーリックバターとよく合い、これとオリーブだけでワインが楽しめます。コーンブレッドも香ばしい・・・。そういえば、この店のFacebookページに窯でパンを焼いている写真が載っていたことを思い出しました。

 

店員さんに「感動的に美味しい」と伝えると、毎朝、パン職人が来て焼いているとのこと。やっぱり!これまでポルトガルで食べた中で一番美味しかったです!

 

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Carm Reserva (8€) 、Aveleda Alvarinho - Vinho Verde (4€)

 

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普通のパンと、コーンブレッドの2種類。両方とも絶品でした!

 

 

ナイスな手違いのコロッケ

 

ペティシュコシュが運ばれて来ました。「うーん、美味しそう」と眺めていると、「あ、間違えた!確か、コロッケ(Bolinhas)じゃなくて、豚の頰肉(Bochechas)だったよね?」とお兄さん。

 

そんなことはすっかり忘れていた私たちは、「これでいいよ、気にしないで」とそのままいただくことにしました。

 

なんてことのないコロッケ(パンのソーセージとチョリソー入り)なんですが、揚げたてカリカリにガーリックマヨという最強の組み合わせでテンション⤴︎

 

もう一方のマッシュルームにひき肉、チーズを詰め、甘いジャムをのせたものは、きのこが肉厚でジューシー⤴︎

 

調子に乗って、強めの赤をグラスで追加しました。

 

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左:Bolinhas de Alheira com chouriço e maionese de alho(8€)、右:Cogumelo recheado com enchidos Português(7€)

 

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中身の写真を撮るのを忘れました。食べ始めたら止められません・・・

 

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いろんな味が重なって、ワインによく合います・・・

 

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Quinta da Escusa - Tejo (5€)まろやかで美味しく感じました

 

 

タコと黄色いデザート

 

いよいよ、メインのタコです。大きな足が4本入っていました。タコには塩がきいていて、添えてある野菜やパン粉と一緒に食べるとちょうどいいです。

 

こちらもワインがすすむ一品。これまであまり魚介類を好まなかった夫がすごく気に入ってて驚きました。

 

デザートは、一式をトレーにのせて持って来てくれます。これされると、お腹いっぱいなのに食べたくなります・・・。どれも美味しそうで迷ってしまったので、お兄さんが一番好きだという黄色いデザートにしました。

 

うーん、甘い!ポルトガルのデザートはとにかく甘いです!その後のコーヒーを美味しくするために食べてるみたい・・・。

 

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Polvo à lagareiro(17€)ローストした野菜やパン粉がアクセントになったタコ料理

 

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デザートは見て選べます・・・

 

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Mimos de côco プレゼンテーションがかわいいです

 

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いつものCafe Cheioもしっかりいただきました!

 

 

気になるお会計は・・・

 

全部で59ユーロでした。どれも美味しかったけど、一番印象的なのはやはりパンです。

 

ワインは、マーケットで手に入るものが多かったのが残念ですが、逆にいえば、美味しいグリーンワインを知れたのが良かったです。近くのスーパーで5ユーロ程度なので今度買ってみます。

 

12時半頃から徐々に混んできましたが、壁で区切られていたりして、どのテーブルもあまり周りが気にならない配置になっておりゆっくり食事ができました。

 

そして、ポルトガル語でも会話できたし、サービスも大満足です。

 

JamonJamon

総合評価:☆☆☆☆☆

サービス:フレンドリー、英語OK

雰囲気:カジュアル、居心地が良い

価格:€€(一人15〜30ユーロ程度)

 

*総合評価について

☆☆☆☆☆:自信を持っておすすめ

☆☆☆☆:おすすめ

☆☆☆:まあまあ

☆☆:微妙

☆:自己責任でお願いします

 

詳しい情報はこちら(↓)