【リスボン】アルファマ、ぶどうの木の下でランチ〜Lisboa Tu e Eu
ボア・タルドゥ!
週末、『サン・ジョルジェ城(Castelo de São Jorge)』を訪れました(↓)
その後、久しぶりにアルファマ地区(Alfama)を歩いてみることにしました。サン・ジョルジェ城とアルファマの間には、有名な展望台が2つあるのですが、結構混んでいたので素通り。平日の早朝、あらためて訪れたいと思っています。
心のふるさと『アルファマ』
アルファマは、漁師などが多く住んでいたエリアで、1755年のリスボン大地震で被害をあまり受けなかったため、今でも古い街並みが残っています。
急勾配に狭い路地と、人々が寄り添って暮らすかのような、その哀愁ただよう雰囲気は、どこか懐かしさを覚えることでしょう。
アルファマを歩くのは、2月以来、半年以上ぶりです。
坂道のテーブルで大丈夫!?
アルファマの住宅街に小さなレストランがありました。お腹も空いてきたし、ランチをすることに・・・。
店の壁際に並んだテーブルに座ろうとすると、「すぐにひなたになっちゃうから、あっちの方がいいよ」と店員さんに促され、明らかに坂道に並べられたテーブルのひとつへ・・・。
「大丈夫かな・・・。水平じゃないんだけど・・・」とぶつぶつ文句を言う私に、夫は「少し黙って、この状況を楽しんだらどう?」って。いつも正論をぶつけられて悔しいです・・・💦
はじめてのイワシの唐揚げ
メニューは、典型的なポルトガル料理。お値段も手頃です。小皿料理(Petiscos)をシェアしてもいいし、ライスやサラダを追加すれば食事になります。
私たちは、オリーブ、鶏肉のピカ・パウ、イワシの唐揚げ、バカリャウのフリットを注文しました。サイドはなし・・・。相変わらず野菜少なめです・・・。
焼きイワシ(Sardinha Grelhada)もありましたが、食べづらいのと魚臭さで実はあまり得意ではないのです。でも、これはすごく美味しかった。カラッと香ばしく、丸ごと食べられるし、ソースで野菜が摂れるのもうれしい・・・。
バカリャウのフリット(パタニシュカシュ)もふんわり。少し残念だったのは中の方が生でした。夫は「クリームコロッケみたいでうまい」って・・・。超ポジティブ?天然?
ピカ・パウは普通かな・・・。鶏肉なのであっさりしすぎてるのかも・・・。豚肉、牛肉のピカ・パウもありました。
デザートは、ライスプディング(Arroz Doce)か、ティラミスとのことで、ティラミスを選択。本格的で美味しかったです!
自家栽培のぶどうもいただきました!
パンデミック前は、比較的平らな店の前にテーブルをくっつけて並べていたようですが、今はソーシャル・ディスタンシングが必要なので、坂道も利用し、まばらに配置せざるを得ないようです。
他のお客さんも斜めってる状態で食事をしていましたが、私は正直落ち着かなかったです。体幹を鍛えれていれば大丈夫なのかな・・・。
店内はあまり広くなく、テーブルが2つ、4〜6人でいっぱいになるくらい。
私たちのテーブルの上にはぶどうが生えており、それが日除けの役割もしていました。哀愁あるアルファマのど真ん中、ぶどうの木の下で食事ってなかなか雰囲気ありますよね。
私がいただいたサングリアにもこのぶどうが入っているそうで、ひとつすくって食べてみると種が多めでワイルドな味がしました。
いろいろ食べて30ユーロ弱。貴重な体験でもあったので大満足です。
Lisboa Tu e Eu
総合評価 :☆☆☆☆
サービス:英語OK
雰囲気:カジュアル、雰囲気が良い
価格:€-€€(一人10〜20ユーロ程度)
*総合評価について
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☆:自己責任でお願いします
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