アズレージョな毎日

ポルトガル・リスボンから、移住、観光、食、人、文化などについて発信します

【リスボン】アルファマ、ぶどうの木の下でランチ〜Lisboa Tu e Eu

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ボア・タルドゥ!

 

週末、『サン・ジョルジェ城(Castelo de São Jorge)』を訪れました(↓)

www.myeverydayportugal.com

 

その後、久しぶりにアルファマ地区(Alfama)を歩いてみることにしました。サン・ジョルジェ城とアルファマの間には、有名な展望台が2つあるのですが、結構混んでいたので素通り。平日の早朝、あらためて訪れたいと思っています。

 

 

心のふるさと『アルファマ』 

 

アルファマは、漁師などが多く住んでいたエリアで、1755年のリスボン大地震で被害をあまり受けなかったため、今でも古い街並みが残っています。

 

急勾配に狭い路地と、人々が寄り添って暮らすかのような、その哀愁ただよう雰囲気は、どこか懐かしさを覚えることでしょう。

 

アルファマを歩くのは、2月以来、半年以上ぶりです。

 

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サン・ジョルジェ城からの途中、たまたま缶詰の店『Miss Can』を発見。「缶詰プロジェクト」も進行中なので、別の機会に寄ろうと思います

 

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大通りの展望台を素通り。アルファマの坂を下りていきます

 

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リスボンのあちこちで見かけるペソア氏

 

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大通りの賑わいをよそにとても静かです

 

 

坂道のテーブルで大丈夫!?

 

アルファマの住宅街に小さなレストランがありました。お腹も空いてきたし、ランチをすることに・・・。

 

店の壁際に並んだテーブルに座ろうとすると、「すぐにひなたになっちゃうから、あっちの方がいいよ」と店員さんに促され、明らかに坂道に並べられたテーブルのひとつへ・・・。

 

「大丈夫かな・・・。水平じゃないんだけど・・・」とぶつぶつ文句を言う私に、夫は「少し黙って、この状況を楽しんだらどう?」って。いつも正論をぶつけられて悔しいです・・・💦

 

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アルファマのど真ん中にあるこちらの店でランチをすることに

 

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テーブルは脚の下に何か置いてほぼ水平だけど、椅子が傾いてるので変な感じ・・・

 

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店員さんがメニューの内容を説明してくれました(英語)。坂道に座っており心に余裕がなく、素直に英語を受け入れました💦

 

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私はサングリア(Sangria 2.50€)、夫はコーラ(Coca-Cola 1.80€)

 

 

はじめてのイワシの唐揚げ

 

メニューは、典型的なポルトガル料理。お値段も手頃です。小皿料理(Petiscos)をシェアしてもいいし、ライスやサラダを追加すれば食事になります。

 

私たちは、オリーブ、鶏肉のピカ・パウ、イワシの唐揚げ、バカリャウのフリットを注文しました。サイドはなし・・・。相変わらず野菜少なめです・・・。

 

焼きイワシ(Sardinha Grelhada)もありましたが、食べづらいのと魚臭さで実はあまり得意ではないのです。でも、これはすごく美味しかった。カラッと香ばしく、丸ごと食べられるし、ソースで野菜が摂れるのもうれしい・・・。

 

バカリャウのフリット(パタニシュカシュ)もふんわり。少し残念だったのは中の方が生でした。夫は「クリームコロッケみたいでうまい」って・・・。超ポジティブ?天然?

 

ピカ・パウは普通かな・・・。鶏肉なのであっさりしすぎてるのかも・・・。豚肉、牛肉のピカ・パウもありました。

 

デザートは、ライスプディング(Arroz Doce)か、ティラミスとのことで、ティラミスを選択。本格的で美味しかったです!

 

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オリーブ(Azeitonas)1€、イワシの唐揚げ(Sardinha Marinada)7.90€、バカリャウのフリット(Pataniscas)4.50€、鶏肉のピカ・パウ(Pica Pau de Frango)6.90€

 

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カリッと揚げたイワシ4匹に、玉ねぎやパプリカたっぷりのソースがかかっています

 

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デザートのティラミス(3.50€)は本格的

 

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カフェまでしっかりいただきました

 

 

自家栽培のぶどうもいただきました!

 

パンデミック前は、比較的平らな店の前にテーブルをくっつけて並べていたようですが、今はソーシャル・ディスタンシングが必要なので、坂道も利用し、まばらに配置せざるを得ないようです。

 

他のお客さんも斜めってる状態で食事をしていましたが、私は正直落ち着かなかったです。体幹を鍛えれていれば大丈夫なのかな・・・。

 

店内はあまり広くなく、テーブルが2つ、4〜6人でいっぱいになるくらい。

 

私たちのテーブルの上にはぶどうが生えており、それが日除けの役割もしていました。哀愁あるアルファマのど真ん中、ぶどうの木の下で食事ってなかなか雰囲気ありますよね。

 

私がいただいたサングリアにもこのぶどうが入っているそうで、ひとつすくって食べてみると種が多めでワイルドな味がしました。

 

いろいろ食べて30ユーロ弱。貴重な体験でもあったので大満足です。

 

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食事中、上を見上げるとこんな景色・・・

 

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このぶどうはサングリアにも使っているそうです

 

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パラソルが立っている辺りがレストラン。すごい坂でしょ!

 

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こんな細い階段を抜けて家路につきました

 

 

Lisboa Tu e Eu

総合評価 :☆☆☆☆

サービス:英語OK

雰囲気:カジュアル、雰囲気が良い

価格:€-€€(一人10〜20ユーロ程度)

 

*総合評価について

☆☆☆☆☆:自信を持っておすすめ

☆☆☆☆:おすすめ

☆☆☆:まあまあ

☆☆:微妙

☆:自己責任でお願いします

 

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