【ポルトガル】2021月3月のワイン4本をレビュー〜vinhus.pt
ボア・タルドゥ!
今月のワイン・レビューです。そもそも、私がワインの味や香りを言葉にするには無理がある上、その日の体調や気分、どんな食べ物と合わせるか、どんなシチュエーションで飲むかにより、その印象は大きく変わると思っています。
つまり、好みはあれど、ポルトガルワインはすべて美味しい、ってことです。ワインと合わせて、私たちのリアルな食生活も紹介します。
これまでのワイン関連の記事(↓)
2021月3月に届いたワイン3本+追加1本
『Vinhus.pt』というサイトで、昨年3月から、様々な地域のポルトガルワイン3本セット『Provar Portugal』(16.95€)が毎月届くサブスクリプションを続けていました。今年2月で1年経ったので、今回から『Saborear Portugal』(19.95€/月)にアップグレードしました。ポルトガルの各産地から赤2本、白1本、うち赤1本はプレミアムが含まれています。
将来的にワインに携わる仕事をしたいので、いろんなタイプのワインを味わっていこうと思います。
今回の銘柄と説明書き(↓)
Quinta dos Castelares Douro Tinto 2018
ブドウの種類:Tinta Roriz, Touriga Franca, Touriga Nacional
生産地:Douro
指標価格:4.99€
味の特徴:ミディアム・ボディ、ややドライ、バランスの良い渋みと酸味
相性の良い料理:牛肉料理、ラム料理、ジビエ料理、パスタ
Vivino評価:なし
EU認定のオーガニックワインです。ちなみに、ポルトガル語では「Organic」は「Biolôgico」と言います。
香りが良く、フルーティーながら少し渋みがあり私好み。単体でも楽しめるし、どんな料理にも合いそうなので、機会があったらリピートしたい1本です。
個人的評価:☆☆☆☆+
Quinta das Corriças Reserva Trás-os-Montes Tinto 2017
ブドウの種類:Touriga Nacional, Tinta Amarela
生産地:Trás-os-Montes
指標価格:9.99€
味の特徴:フル・ボディ、ややドライ、バランスの良い渋みと酸味
相性の良い料理:牛肉料理、ラム料理、ジビエ、豚肉料理
Vivino評価:4.2
コルクを抜いた瞬間、ふわっと香りが立ち、期待が高まります。一口目は、少し渋みが際立ちましたが、次第にまろやかに。ほんのり甘さもありつつ、複雑かつバランスの良い味わいで、とても気に入りました!
こんなワインが10ユーロで買えるなんて、ありがとう、ポルトガル!です。ちなみに、個人的に「Tras-os-Montes」も注目しているワインの産地。そのうち行きたいな・・・。
個人的評価:☆☆☆☆☆
Freire Lobo Vigno Dão Branco 2019
ブドウの種類:Encruzado, BIcal, Cerceal Branco
生産地:Dão
指標価格:5.99€
味の特徴:ミディアム・ボディ、ドライ、やや際立つ酸味
相性の良い料理:前菜、ハム類、魚介料理
Vivino評価:4.0
さわやかで、すっきりとした口あたりの「ジュース系ワイン」。価格に対して質が良く、コスパ高です。 最近、お気に入りの産地「Dão」、期待を裏切らないのがうれしい。迷った時は「Dão」を選んでしまいそう・・・。
個人的評価:☆☆☆☆+
Arinto dos Açores DO Pico Branco 2018
ブドウの種類:Arinto dos Açores
生産地:Açores
指標価格:19.95€
味の特徴:ミディアム・ボディ、ややドライ、バランスの良い酸味
相性の良い料理:パスタ、魚介類、豚肉料理
Vivino評価:4.1
アソーレス・ピコ島で造られたワイン。海風からぶどうを守るため、手で積み上げた石垣が世界遺産に登録されています。苦労して大事に育てられた味がします。
淡いレモン色がきれいで、ライムのような、洋梨のような、さわやかな酸味があります。今度は、「Verdelho」という品種を飲んでみたいです。
個人的評価:☆☆☆☆+
番外編
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