【ポルトガル】ポルトガル人の発言に違和感⁉️
ボア・タルドゥ!
1月中旬から感染状況が急激に悪化し、医療現場が逼迫しているポルトガルですが、もうすぐドイツから医療従事者らがサポートにやってくるとのこと。 ありがたいことです。ここ数日は、新規感染者数も減少傾向ですが、まだまだ油断できません。
家での時間を充実させようと、夫がジグソーパズルとモノポリーを購入しました。どちらも意外とはまります。特にジグソーパズルは、無心になれるし、どんどん形になっていくのが快感です。
「気をつけて(どいてっ)」と言うフランス人
気になる動画がありました。
フランス在住の日本人女性がフランス人の言葉選びについて話しています。要約すると、自分が原因で誰かの行動を妨げてしまう状況でも、フランス人が「Attention!」を使うこと違和感を覚えたそう。英語にしたら、「Watch out!」って感じでしょうか?日本語なら「危ない、気をつけて!」。確かに、日本でならほとんどの人が「お邪魔してすみません」とへりくだる状況です。
5分半と短いので、ぜひ動画をご覧ください(↓)
「I'm sorry」と言わないアメリカ人
私もアメリカで相手の言葉選びに「はぁ!?」って思った経験があります。
10年ほど前、運転中、赤信号を待っており、ちょうど青に変わった瞬間、突然、後ろからすごい勢いで追突されました。私の車は前に押し出され180度回転し、中央分離帯にぶつかり止まりました。車の後ろ半分はぺしゃんこ、ドアが歪んで開かないし、携帯もどこかに飛んでったので、開き直って、その場でふてくされてました。
交通量の少ない通りでしたが、誰かが通報してくれたのでしょう。すぐに救急車、消防車、パトカーが到着。幸い、意識もはっきりしており、救急車に乗るほどのケガはありませんでした。
しかし、信号待ちしていた車は私以外におらず、3車線もある交差点で、なぜ私の車にかなりのスピードで突っ込んできたのでしょう?事故を起こした女性は「くしゃみが止まらず前が見えなかった」と話していると警察官が教えてくれました。「はぁ?何それ?」です。
事故の理由にも呆れましたが、その女性が私にかけた言葉が忘れられません。
「I feel bad for you・・・(あなたを気の毒に思います)」
「はぁ、なんだそれ???」じゃないですか!?「気の毒だね」って普通、第三者が発する言葉であって、加害者が選ぶ言葉じゃないはず・・・すごい他人事でアゴが外れそうになりました。
ポルトガル人の発言に「そんなこと言わないで!」
まあ、訴訟社会のアメリカですから、100%落ち度があったとしても、容易に謝らない、非を認めないのはある意味常識。逆の立場だったら、私も「I'm sorry」とは言わなかったと思います。
さて、リスボンに来た当時、ポルトガル人の発言に違和感を覚えました。銀行や郵便局、ショップ、レストランなど、いろんなところで同じことを言われました。
「I'm sorry for my English.(英語が下手でごめんなさい)」
嘘でしょ!英語で話通じてるじゃん!なんでそんなこと言うの!?謝らなきゃいけないのは、ポルトガルにいるのにポルトガル語を話せない私たちの方なのに・・・「そんなこと、言わないで〜〜〜」です。
もちろん、国によって言葉選びが違うのは、文化や歴史、価値観、社会的背景、その言語の特性によるもので、良し悪しをつけられるものではありません。ただ、違うっていうだけです。
しかしながら、ひとつわかったのは、ポルトガル人の感覚、やはりどこか日本人に通じるものがあります・・・。
愛すべきポルトガル人について(↓)