【リスボン】和食が恋しくて「ブリの唐揚げ 野菜あんかけ」〜Bonsai Restaurante Japonês
ボン・ディーア!
私は食べることが大好きで、どんな食べ物も好き嫌いなく楽しめます。特にポルトガル料理は、シンプルでさっぱりしたものが多く飽きがきません。それでも、やっぱり、定期的に日本食が食べたくなります・・・。
夫はあまり日本食にこだわりがないので、たまに一人でランチに出かけ、美味しい和食屋さんを探すことにしました。
『Tasca Kome』に続き、第二弾『Bonsai』です。
日本人も納得の味と評判
今回の『Bonsai』は、各レビューサイトの評価も上々で、何人かの日本人の方が「日本人に合う味」、「お寿司が美味しい」と書かれていました。これは期待できそう・・・。
場所は、夜の街「バイロ・アルト(Bairro Alto)」と、高級住宅街「プリンシぺ・レアル(Principe Real)」の境目くらい。大きい通りを挟んでバイロ・アルトよりのためか、店頭はなかなかファンキーです。リスボンだからいいものの、ロサンゼルスだったら避けていたかも・・・。
ランチの開店は、12時半。正午に合わせて到着したので、30分間ぶらぶら歩いて時間を潰しました。
ランチメニューはシンプル
店内は、ちょっと懐かしめの純和風です。一人だったので、カウンターの一番端に座りました。
ランチメニューは、「日替わり定食」、「鶏照り焼き」、「サーモン照り焼き」、「かけうどん・そば」、「刺身定食」、「寿司」とシンプル。あまり迷わずにすみます。
もちろんお寿司もいいですが、一番恋しいのは「白いごはん+味噌汁+おかず」なので、日替わり定食とお水にしました。ポルトガルでは、お茶はやはり高級品。普通にお茶が出てくる日本は素晴らしいです。
店員さんは、日本語を話す人が一人いました。シェフも日本人でした。ちなみに、私についてくれたのはポルトガル語の店員さんでした。
野菜のあんかけが沁みる・・・
オーダーから10分程で、お味噌汁を持ってきてくれました。スープを先にいただくのはポルトガル風(西洋風)です。
程なく、トレーで定食が運ばれてきて、そこにもお味噌汁がのってました。そちらは日本語を話す方が持ってきてくれたので、おそらく味噌汁とごはんを一緒にいただく日本の文化を理解していたのだと思います。
サラダはトマトとオレンジをサルサ風にレタスにかけたポルトガルらしいもの。とてもさっぱりしていました。
「魚の唐揚げ 野菜あんかけ」は、あまり食べたことのない料理でしたが、温かい野菜をたくさんいただけたのがうれしかったです。
一番美味しかったのは、まぐろの酢味噌(寿司バーのみのサービス)。昔、おばあちゃんが作ってくれたものを思い出しました。
逆に少し残念だったのはごはん。少しパサパサでした。
お寿司や刺身定食も食べてみたい
この店は私にとっては、「よし、行こう」と思い立たないと、行きづらい場所にあるので、次がいつになるか分かりませんが、もし今度来る機会があったら、お寿司やお刺身を食べてみようと思います。
近くに座っていたお客さんが食べていた「刺身定食」がとても美味しそうでした。握りもごはん少なめで洗練された感じです。
今回のランチに限って言えば、ごはんが残念すぎる・・・。全体的な味付けでも『Tasca Kome』の方が好みでした。
Bonsai Restaurant Japonês
総合評価 :☆☆☆
サービス:日本語OK
雰囲気:ナイスカジュアル、半個室あり
価格:€€(ランチ一人12〜20ユーロ程度)
*総合評価について
☆☆☆☆☆:自信を持っておすすめ
☆☆☆☆:おすすめ
☆☆☆:まあまあ
☆☆:微妙
☆:自己責任でお願いします
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