【リスボン】北側の景色もいいよ、小劇場のカフェ〜Café da Garagem
ボン・ディーア!
ここのところのリスボンはすっきりしない天気が多くて、外出するのが億劫でした。でも、思いきって雨の日に出かけてみたら、寒いのも、雨に濡れるのも、傘をさすのも、なんてことない!
それどころか、新しい発見や楽しいことがわんさか・・・。行動するか、しないかは、外的要因は言い訳で、すべては自分次第ですね。
さて、今日は、お友達が連れて行ってくれた素敵なカフェを紹介します。
知る人ぞ知る、小劇場!?
普段から飲食店に関しては、SNSや雑誌の記事などで情報収集したり、通りすがりにチェックしているのですが、おそらくこの場所は自分一人では見つけられなかっただろうと思います。
冒頭の写真は入り口ですが、カフェらしさのかけらもありません。「Teatro」の文字があるので、「劇場」だと予想はできますが、中に入ると正面にセキュリティーっぽい強面の男性がいて、目的なくしては立ち入らなかったでしょう・・・。
「ボンディーア!あの〜、カフェに来たんですけど」と言うと、「地下にあります。その前に手を消毒してください」と教えてくれました(ほっ)。
しかも、この場所、丘の上。リスボンあるあるですが、坂道を避けたルートを選んだばかりに、最後に気の遠くなるような階段が目の前にドーン。到着した時は、息切れ、心臓バクバク、膝ガクガク、肩まで痛い・・・。日頃の運動不足を思い知らされました。
素敵な景色が広がっていました
さっき、長い階段を上ってきたばかりなのに、今度は降りるの???と、少し不思議に思いながら進むと、大きな窓の向こうにリスボンの街が広がっていました。
素敵〜。インテリアは、アンティークっぽい、懐かしい感じ。劇場とあって、アーティスティックです。
カウンターの奥にいた女性に声をかけると「ボンディーア!好きなところに座っていいわよ」とのこと。まだ誰もいなかったので、ここぞとばかりに写真を撮って、友達を待ってから、一番奥のテーブル席に陣取りました。
朝から夜まで対応のメニュー
軽食のみかと思いきや、スープ、サラダ、ケーキ、クレープ、おつまみ系と、結構いろんなメニューがありました。「Torradas」と「Tostas」は、どちらも英語では「Toasts(トースト)」と訳されていて、違いを訊くと、「Torradas」は「パン一枚のオープンサンド」、「Tostas」は「二枚で挟んだもの」だそう。
友達は、スープとアボカド・トースト、私は、サーモンのサラダと白ワインにしました。午前中でもワイン頼んじゃう・・・。
アボカド・トーストがでっかい!
食べものは、全部美味しかったです。
そして、アボカド・トーストが笑っちゃうくらいでっかい!でも、味は繊細。トースト部分がさくっとしてて、アボカドも、ライム、黒ごま、チリとシンプルで👍 ポルトガルは素材を生かしたやさしい味付けが多いのがうれしい・・・。
そして、白ワインと目の前の絶景がとても幸せな気持ちにしてくれました・・・。
居心地の良いカフェ・・・
私たちが来店したのは午前11時過ぎ。そこから、1時過ぎまで、他の客は来ず、店員さんも放置してくれたので、半ば、誰かの家に遊びにかのような錯覚に陥りました。
1時間くらいかけて食事とワインとおしゃべりを満喫。「コーヒーはいかが?」と声をかけられ、デザートをチェックしにショーケースへ。全5種類のケーキ(Bolo)がありました。
プルーンとはちみつのケーキは、手作り感満載の懐かしい味。もう一つのタルトは、卵焼きっぽいやさしい味でした。
店員さんの笑顔も素敵だったし、サービスの距離感も心地良くて、結局3時間滞在・・・。その間、雨が降ったり、晴れたりで、なんと虹も見れました👏👏👏
きっと夜景がきれいなはず・・・。今度は、夜来たいです。
Café da Garagem
総合評価: ☆☆☆☆☆
サービス:ちょうどいい、英語メニューあり
雰囲気:絶景、カジュアル、居心地が良い
価格:€(一人5〜15ユーロ程度)
*総合評価について
☆☆☆☆☆:自信を持っておすすめ
☆☆☆☆:おすすめ
☆☆☆:まあまあ
☆☆:微妙
☆:自己責任でお願いします
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