【ポルトガル語】英語に似ているけれど、意味がまったく違う言葉
ボア・タルドゥ!
リスボン市の雑誌、記事はほとんど読んでいませんが、イラストとか写真が好きで時々眺めています。
上記のイラストにあるように窓から顔を出しているおばちゃんたちはポルトガル名物。彼女たちが見守ってくれるから街の安全が保たれているのかもしれません。
さて、今日もポルトガル語の勉強です。ポルトガル語の50〜60%程度の単語は英語に関係していると言われます。しかし、中には似ているけど意味が全然違うものがあり、びっくりします。
そんな単語をまとめてくれている動画(↓)
European Portuguese Conversation Tips: AVOID these 15 FALSE friends!
日本語話者にも、共感できるものを私なりにまとめてみました。
Puxe(プゥシュ)
ドアに貼ってあるのをよく見かけるこの言葉。かなりのひっかけ問題です。見た目も、響きも英語の「Push(プッシュ)」に似ているけれど、実はまったく反対の意味。「押す(push)」ではなく、「引く(pull)」なのです!
Oficina(オフィシィナ)
こちらも英語の「Office(オフィス)」にそっくり。しかし、イメージと逆で「作業場」的なニュアンスです。事務仕事をするオフィスは、ポルトガル語で「Escritório(ゥシュクリトリオ)」。
Costume(コシュトゥム)
日本語でコスチュームと言えば、仮装とかハロウィーンを思い出します。しかし、ポルトガル語では「習慣」を意味します。例えば、「Eu tenho o costume de beber um cafe quando leio o jornal.(新聞を読む時は、いつもコーヒーを飲む)」など。
Êxito(エジト)
英語の「Exit(出口)」にそっくりですが、ポルトガル語で出口は「Saída(サイィダ)」と言います。「Êxito」は「成功」という似ても似つかない意味。例えば、「Ele teve o êxito no Brasil. (彼はブラジルで成功を収めた)」など。
Pretender(プリテンデール)
英語の「Pretend(フリをする)」と同じくネガティブに聞こえますが、フリではなく、「intend(意図する、志す、するつもりである)」などの意味を持ちます。例えば、「Ele pretenda ser astronauta.」は、「彼は宇宙飛行士になろうとしている」となります。
Constipado(コンシュティパード)
日本語ではあまり馴染みがないですが、英語を勉強している人なら「Constipated(便秘)」を想像してちょっと恥ずかしくなるかもしれません。しかし、ポルトガル語で、「Eu estou comstipado.」というと、詰まっているのは鼻のこと。つまり「風邪をひいている」という意味になるのです。
Parentes(パレンテシュ)
字面だと英語の「Parents(両親)」にそっくり。しかし、両親はポルトガル語では「Os pais(親は o pai)」。「Parentes」は、もっと広い範囲の「親族」になります。
一筋縄ではいかないから、言葉って、やっぱり面白いですね!
実際は、英語に似ている単語の方が多いです(↓)
その他、ポルトガル語について(↓)