【リスボン】パシュテル・ドゥ・ナタのみで勝負〜Manteigaria
ボンディーア!
ポルトガルに来たら、必ず食べていただきたいのがパシュテル・ドゥ・ナタ(Pastel de Nata)=エッグタルトです。
リスボンで最高のエッグタルトの呼び声高く、人気を二分するのが『Pastéis de Belém』と『Manteigaria』。
今回は、リスボンの便利なエリアに3店舗、さらにポルトに2店舗展開している『Manteigaria』を紹介します。
エッグタルトのみで勝負
店名の『Manteigaria』とは「バター屋さん(Manteiga=バター)」という意味。元々、バターを販売していたのか、良質のバターを使っているのか、それを説明する資料は見つからず、由来は定かではありません。
ひとつ確かなのは、ロゴにあるように、自らを「パスティシュ・デ・ナタ工場(Fábrica de Pastéis de Nata)」と位置付けており、他のスイーツは一切作らず、エッグタルトのみで勝負していることです。
どの店舗も、ガラス越しに製造工程が見学できるようになっており、出来立てのものを販売しています。
コーヒーなどの飲み物は提供していますが、その場でくつろげるカフェやパステラリアとは一線を画しています。
バリっとした厚めの生地
初めての来店は、シアード店(Chiado)。店内は、細長く、あまり広くありません。
入ってすぐのカウンターで、パステル・デ・ナタひとつとコーヒー(Cafe)を注文し、その場で会計。出てきた品を持って、奥のカウンターへ移動、いざ実食です!
まだ温かく、生地がずっしりとした印象。かぶりつくと、バリっと厚めでしっかりしており、さくっとした『Pastéis de Belém』とは違います。これは好みが分かれそうです。
クリームはあっさりめなので、パウダーシュガーとシナモンをかけても美味しいです。
新店舗オープン!?
シアード店の他に、『タイム・アウト・マーケット(Time Out Market)』内にも出店しています。さらに、旧市街の中心『アウグスタ通り(Rua Augusto)』にも新店舗がオープンしたようです。
いろんな場所で購入できるようになるのは便利でうれしいですが、気になるのがクオリティーの低下。
というのも、2度目でタイム・アウト・マーケットの店舗を訪れた時、「出来立て」とは言い難い状態のものが提供されたからです。
3度目のシアード店でもしかり。店舗が増えると、客が分散され、待たずに購入できますが、その分、ナタの回転が悪くなり、出来立てじゃないものが提供されることがあるのだと推測しています。
これからは念のため、「温かいものをください」とリクエストしようと思います。
Manteigaria - Fábrica de Pastéis de Nata
総合評価:☆☆☆☆
サービス:普通、セルフ
雰囲気:カジュアル、立食
価格:€
*総合評価について
☆☆☆☆☆:自信を持っておすすめ
☆☆☆☆:おすすめ
☆☆☆:まあまあ
☆☆:微妙
☆:自己責任でお願いします
詳しい情報はこちら(↓)
シアード店
タイム・アウト・マーケット店
アウグスト通り店