【リスボン】大人が癒される水族館〜Oceanário de Lisboa
ボア・タルドゥ!
ポルトガルでの新型コロナウイルス感染状況ですが、現在も毎日数百人単位で増えています。ポルトガル全域に警戒態勢が敷かれ、リスボン首都圏に関しては、より強い行動規制が課せられ、さらに19の教区に関しては7月1日より2週間の外出自粛が求められます。
夜間の行動による新規感染者が多いようなので、超朝型の私たちは、午前中〜早い午後にかけて行動し、夜はステイホームに徹することで、経済活動と感染防止を両立しています。
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週末は癒しを求めて水族館へ
2016年のポルトガル旅行の時から話には出ていたものの、これまで訪れることのなかった『リスボン水族館(Oceanário de Lisboa)』へ行ってまいりました。
水族館って、やっぱり夏のイメージですよね。そして、癒しの場所でもあります。
リスボン水族館は、メトロレッドライン(Linha Vermeiro)のCabo Ruivo駅またはOriente駅から歩いて約15分。入場料は、大人19ユーロ、子供10ユーロ、3歳以下は無料です(↓)
館内の安全対策は?
日時指定の入場券をウェブサイトで購入可能です。人数制限がある可能性もありましたが、私たちは、開館時間直後の10時過ぎに到着してからチケット売り場で購入しました。すでに3〜4組が並んでおり、ほとんどが小さな子供連れでした。
マスク着用は必須。各所に、消毒液が設置され、ソーシャル・ディスタンシングを促すマークが見られました。
子供が走ったり、一部、密になりそうな場面もありましたが、距離をとって少し待つと、ゆっくり見学することができました。
天野尚さんデザインの水没林
水族館には2つの建物があり、館内では、人の流れを一方通行にしているようで、入館するとまず臨時展示(exposição temporária)の『Floresta Submersas(水没林)』へ案内されます。
この展示は、写真家でアクアリストの天野尚さんが監修したもので、淡水として世界最大のネイチャー・アクアリウムです。
この世には、永遠で完成された完璧なものなど何もないという「わびさび」の概念を取り入れています。
2015年から続く展示ですが、状態は刻々と変化しているようです。
メインの建物には体感型の展示
同じ建物には、レストランやショップもありますが、まずはメインの建物へ移動。こちらも、矢印に沿って進むと、すべてが鑑賞できるように設計されています。
大きな水槽を一周する間に、南極や熱帯など、いくつかの部屋があり、気温を含め、水陸の生態系が再現されています。寒かったり、鳥が頭上を飛んでいたり、蒸し暑かったり、意外にありそうでなかった展示形態かもしれません。
癒し系の水槽がたくさん
こんな時代だからこそなのか、私が年齢を重ねたからなのか定かではありませんが、水槽の中の生き物たちを見て、思わず「絶対の安全と自由、どっちが幸せなんだろう・・・?」と呟いていました。
魚たちは、海では常に危険と隣り合わせだけど、果てしなくどこまでも自由に泳いで行ける。そう考えると、水族館も、動物園も、切ないです・・・。
「そりゃ、決まってるだろう!自由だよ!」と夫。もちろん、人間の場合、社会の責任を果たしてこその自由ですけどね・・・。そして、誰かが「ルールのない自由は不自由だ」と言っていましたが、それもうなずけます。
後半は、癒し系の水槽がたくさんありました。
板張りの桟橋をこわごわ散歩
水族館の裏手には、『Telecabine Lisboa(Teleférico de Lisboa)』というロープウェーの乗り場があります。片道8分、上空1230メートルからの眺めを満喫する旅で、料金は、片道・大人4.50ユーロ、往復6.50ユーロ。水族館で、10%の割引券をもらいましたが、利用しませんでした。
替わりに、桟橋を巨大なパブリックアート『The Cat』方面に向かって歩きました。木の板を張り合わせているだけで、隙間から水面が見え、ガタガタするので結構怖かったです。
リスボンのおすすめ観光地は(↓)