アズレージョな毎日

ポルトガル・リスボンから、移住、観光、食、人、文化などについて発信します

【リスボン】テージョ川対岸の絶景レストラン〜Ponto Final, Almada

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ボン・ディーア!

 

私たち夫婦が初めてポルトガルを訪れたのは2016年5月。それから再訪することなく3年後、移住目的でビザを申請し、その半年後、2度目となるリスボンの土を踏みました。

 

考えてみれば、「ポルトガルが好き」という直感に従った結果で、慎重で怖がりの私たちがよく決断・行動できたなと感心します。でも、「よくやった、君たちは正しかった」とほめてあげたい。そう思えるほど、平穏でしあわせな毎日です。

 

年月を重ねるうちに気持ちに変化があるかもしれませんが、少なくても今現在、ポルトガルは十分すぎるくらい、私が求めるものを与えてくれています・・・。もちろん、夢を叶えてくれた夫にも感謝です。「いつもありがとう」。

 

 

アルマダから見るリスボンは美しい

 

先日、移住仲間である友人と、テージョ川対岸のアルマダ(Almada)にある「絶景レストラン」でランチをしました。

 

2016年、初めてリスボンを訪れた時も、フェリーでアルマダへ渡りました。お世話になったガイドさんがアルマダから見るリスボンの夜景がきれいだと言っていたからです。フェリーに乗る度に、そのことを思い出します。

 

しかし、この「絶景レストラン」の存在は、今回紹介してもらうまで知りませんでした。FBでいただいたコメントによると、綾瀬はるかさん主演の映画の撮影場所でもあったようです。裏は取っていませんが、景観がそっくりなのでほぼ間違いないと思います。

 

フェリー乗り場(Cacilhas)から徒歩10分程です。

 

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フェリーを降り、テージョ川沿いの道を歩いてレストランへ向かいます

 

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黄色の椅子とテーブルクロスが目印

 

 

テージョ川のすぐそばで・・・

 

このような絶好のロケーションですから、観光客にも大人気とのこと。夕陽とリスボンの夜景が見えるディナータイムに訪れる人の方が多く混雑しているようです。

 

私たちは、12時40分過ぎに到着し、2番乗りでした。テラス席ならどこに座っても、絶景を拝めます。テージョ川のすぐそば、ガードレールのある建物横のテーブルを選びました。1番乗りのカップルは、ガードなし、淵ギリギリのテーブルへ。見ているこっちがドキドキしてしまいます。

 

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開放感あるテラス席

 

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日陰かつ川のそばのテーブルにしました。ガードがあるからちょっと安心・・・

 

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さらなる絶景を求める方は、テージョ川に突き出した先端のテーブルをどうぞ!

 

 

典型的なポルトガル料理の店です

 

こちらで提供されるのは典型的なポルトガル料理です。前菜、スープ、肉料理、魚料理、まんべんなく取り揃えています。

 

ワインは、ポルトガルの地域ごとにリストされており、結構なボリューム。迷いながらも、ヴィーニョ・ヴェルデ(Vinho Verde)の中から、店員さんのおすすめを聞きつつ、『Vivino .com』で1番評価の高かったものを選びました。

 

食事は、タコのサラダ(Salada de Polvo)、小アジのから揚げとトマトごはん(Carapauzinhos com Arroz de Tomate)、バカリャウのフリット(Pataniscas)を注文しました。

 

メニューはこちらから

 

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タコのサラダ(Salada de Polvo)9.40€

 

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Quinta do Regueiro, Alvarinho Monçao e Melgaço 25€

 

このワイン、私たちが想像していたヴィーニョ・ヴェルデとは違いました。「若いブドウで作られた微発泡でアルコール度数低め」なものが注目を集めていますが、これは微発泡でもなく、アルコール度数も13度。

 

しかしながら、爽やかな酸味と雑味のない味わいで、タコのサラダと一緒にぐいぐい飲んでしまいました。

 

ヴィーニョ・ヴェルデとは産地名で、実はいろんなタイプのワインがあるそうです(↓)

www.enoteca.co.jp

 

 

小アジ山盛りに圧倒されました

 

「小アジのから揚げは1人前、トマトごはんは2人前あるよ」と説明を受け、だったら少なめにフリットを1枚追加したはずが、大きいのが4枚も出てきました。さらに、小アジも山盛り!14匹くらいあったと思います。

 

ポルトガルの1人前って・・・想像以上に大盛りなので、少食の人なら2人前を3〜4人でちょうど良いくらいかもしれません。

 

でも、小アジのから揚げ、サクサクでとても美味しかったです!頭から尻尾まで食べれちゃいます。カルシウム摂り放題・・・。個人的には、王様のイワシ(Sardinha)より、こっちの方が好きです。

 

バカリャウのかき揚げも最高。こちらもカラッとしていて、酸味のきいたトマトごはんによく合います。ポルトガル料理って、シンプルゆえ食べ飽きないし、どこか懐かしいおばあちゃんの味です。

 

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小アジのから揚げ+トマトごはん(Carapauzinhos com Arroz de Tomate) 17.30€、バカリャウのフリット(Pataniscas) 11€

 

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魚臭くもなく、レモンでさっぱりとサクサクと頭から尻尾まで食べられます。ワインに合う〜♬

 

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1枚のつもりが、特大が4枚という美味しい誤算😆 ちょうどいい塩加減でこちらもワインに合う〜♬

 

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すべてをやさしく包み込んでくれるトマトごはん・・・

 

 

4時間、滞在した結果・・・

 

テージョ川から吹くそよ風をうけながら、気持ちよく食事すること、気づけば4時間・・・。楽しい時間はあっという間に過ぎます。

 

その間、店員さんに「イルカが来てるよ」と教えられ、遠くにイルカの群れに目を細めたり、船の汽笛に耳を奪われたり、川の水位がどんどん上がっていることに驚いたり、キワキワのテーブルのカップルが川に落ちないか心配になったり・・・。

 

そしてまたもや失態・・・。食事を始めた時は、日陰だったテーブルが徐々に日が当たり始め、家に帰ると、肩と背中が真っ赤!日焼け止めを塗ったつもりが腕にしか塗れてなかったようです😭

 

50近くにもなって、20代の頃と変わらぬ失敗を何度となくする自分が悲しい・・・。でも、充実した時間だったし、美味しかったから「ま、いいっか」です。

 

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ワインクーラーも川に突き出してるし・・・

 

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テーブルの足場がガタガタなので、コルクで調整してくれました

 

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イルカの群れを目で追う人たち・・・肉眼では確認できましたが、残念ながら写真では捕らえられず

 

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室内に入ると、途端に外が眩しい・・・それにしてもやはり絶景

 

 

Ponto Final

総合評価 :☆☆☆☆☆

サービス:英語メニューあり

雰囲気:ウォーターフロント、リスボン眺望、カジュアル

価格:€€-€€€(一人20〜30ユーロ程度)

 

*総合評価について

☆☆☆☆☆:自信を持っておすすめ

☆☆☆☆:おすすめ

☆☆☆:まあまあ

☆☆:微妙

☆:自己責任でお願いします

 

詳しい情報はこちら(↓)

 

 

ポルトガルの素敵なレストラン(↓)

www.myeverydayportugal.com

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