【リスボン】ちょっとアメリカンなポルトガル料理〜Tasca do Mercado
ボア・タルドゥ!
いつもは馴染みの店でランチすることがほとんどですが、今日は新たなレストランを開拓することにしました。
以前紹介したピザ屋さんがある『アホイオシュ市場(Mercado de Arroios)』には、他にも美味しそうな店が並んでいます(↓)
これまで、中東料理の店とグルメパン屋さんを試しましたが、どちらも美味しかったです。 今回は、『Tasca do Mercado』というタパス&バー的な店へ行ってみました。
ゆったりテラス席がうれしい
まず、この店を選んだ理由は、テラス席がたくさんあるから。テラスと言っても道端なのですが、ゆったりしていて、隣のテーブルとも道行く人たちからも十分な距離があるのがうれしい。人々の生活も通常に戻りつつあり、ふと忘れそうになる新型コロナウイルスの脅威ですが、やはりリスクを最小限にするに越したことはありません。以前は、店内にもぎっしりテーブルがありましたが、現在は最小限に留めていて、テラス席をメインに営業しているようです。
店頭の黒板に書かれたメニューを読解しようとしていると、すぐに店員さんが来て英語で説明してくれました。そして、バー前の少し離れたテラス席に着くと、消毒液を手にかけてくれ、ナイフ、フォーク、ナプキンが入った袋と取り皿をセットしてくれました。
さわやかなサングリアがいいね
日替わり定食(Menu do Dia)には、飲み物とコーヒーがついています。白ワインにしようと思っていたのですが、気分を変えてサングリアにしてみました。夫はインペリアル(生ビール)。
今日の温度は24度。テーブルもちょうど日陰で快適、ミントがさわやかなサングリアが最高に美味しい!思えば、ポルトガルでいただく初のサングリアです。夏はごくごく飲めるサングリアにハマりそうな気がします。
まぐろにするか、ビーフにするか・・・
事前にリサーチすると、こちらではアメリカっぽいガツンとしたステーキがある一方、タコやバカリャウなどのポルトガル料理もあり、写真ではどれも美味しそう。オシャレな雰囲気もあるのに、値段も手頃でいい感じです。
ステーキとまぐろステーキ両方に惹かれましたが、迷いに迷って、よりポルトガルらしいまぐろに挑戦することに。
中がレアで火の通し加減も完璧。シンプルな味付けでとても美味しかったです・・・。付け合わせの野菜も意外といけました。
夫のリブは、マスタードとはちみつのソース。甘すぎず、辛すぎず、こちらも美味しい。玉ねぎに、ライス、ポテトと付け合わせも好きなものばかりで喜んでいました。
クリーミーなチーズケーキ
まぐろステーキと野菜の付け合わせだけでも、すごいボリュームだったのですが、デザートを食べずにはランチを終えることはできません。
どんなデザートがあるか訊くと、店員さんが「キャラメル・チーズケーキは必ず食べたほうがいい」とすすめられたので、ひとつを二人でシェアすることにしました。
同時に「一緒にコーヒーは?」と訊いてくれたので、この店は観光客や外国人に慣れているのかなと思いました。デザートを食べ終わってから、コーヒーを飲むのがポルトガル流です。
このチーズケーキがまた美味しかった!クッキーのような台座に、ムースのようなチーズクリーム、その上にキャラメルソースがのったシンプルなもの。ベイクドのようにフワフワでも、ニューヨークのようにリッチでもなく、これまで食べたことのないような食感でした。
次回は、がっつりステーキか、バカリャウにしようと企んでいます。その時も、サングリアとチーズケーキは外せないかな・・・。
Tasca do Mercado
総合評価 :☆☆☆☆☆
サービス:英語OK、フレンドリー
雰囲気:カジュアル、テラス席あり
価格:€€(一人15〜20ユーロ程度)
*総合評価について
☆☆☆☆☆:自信を持っておすすめ
☆☆☆☆:おすすめ
☆☆☆:まあまあ
☆☆:微妙
☆:自己責任でお願いします
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